完全攻略ファイル No.1
【紫苑S】穴のトレンドに合致!この勢い侮るべからず
紫苑ステークス(中山・芝2000m)は、重賞に格上げされて今年が8回目という歴史の浅い秋華賞トライアル。
秋華賞の出走権が与えられていたのはオープン特別だった頃と同じですが、重賞に格上げ後はレースレベルが驚異的にアップ。昨年はスタニングローズが秋華賞も連勝しました。今年からはG2へと昇格し、一段と注目されるレースとなるでしょう。
重賞格上げ後は1番人気と2番人気がそれぞれ3勝。人気馬がきっちりと勝っているレースではあるのですが、2~3着には5番人気以下の伏兵が必ず1頭絡んでおり、馬券的にも楽しめるレースです。
5番人気以下で馬券に絡んだ8頭を見ていくと、比較的年数が近い21年の3着馬、20年の1、2着馬には共通点がありました。それは未勝利と1勝クラスを連勝した経験を持っていたのです。
未勝利・1勝クラスを連勝していた紫苑S好走馬
21年 12人3着 ミスフィガロ
20年 5人1着 マルターズディオサ
20年 10人2着 パラスアテナ
今年のメンバーで該当するのは2頭。その中で今回狙ってみたいのは、
フィールザオーラです。
初勝利に6戦を要したものの、初ダートだったマイル戦で初勝利を挙げると、牡馬を相手に芝の1勝クラスも連勝。共に鮮やかな逃げ切り勝ちで、一皮剥けた印象を受けました。
2000mまでなら距離延長も気になりませんし、
三浦皇成騎手も3度騎乗してクセは掴んでいることでしょう。
今年はクラシック上位馬もおらず、人気どころも一長一短のメンバー。狙ってみる価値は十分あると見ました!
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