完全攻略ファイル No.2
【中京記念】人気以上のパフォーマンスは魅力十分!いぶし銀の走りに注目だ
中京記念(中京・芝1600m)は、サマーマイルシリーズの第2戦。
過去10年で1番人気は(2-0-3-5/10)と半数は馬券に絡んでいるものの、2着はゼロで信頼度は今ひとつ。
2~4番人気の信頼度も低く、一方で5~7番人気が各2勝。とりわけ6番人気の馬は(2-4-0-4/10)で連対率60%あり、夏のハンデ重賞らしく、波乱傾向となっています。
人気薄も積極的に狙ってみたい一戦。ここでピックアップしたいのは、7歳の古豪
ミッキーブリランテです。
昨年の京成杯オータムハンデで12番人気2着と激走。健在を示したものの、その後は馬券絡みがなく8連敗。ちょっと手が出しづらいように思えます。
しかし、その戦績をよく見てみると、先の京成杯オータムハンデ2着の後、次走のスワンステークスこそ14番人気15着と全くいいところなしでしたが、以降の7戦はダートだった4走前のコーラルステークス以外、すべてのレースで人気を上回る着順で、勝ち馬から1秒以内に踏ん張っています。
3走前のダービー卿チャレンジトロフィーは、2番手追走から勝ち馬と0.4秒差の6着に粘り込み。4着馬までは同タイムでした。
確かに決め手の甘さは感じられるものの、レースぶりには自在性があり、人気以上のパフォーマンスを見せているのは魅力です。
また、中間は坂路とCWコースを併用して熱心に乗り込まれ、キビキビとした動きを見せていますし、0.5キロとはいえ、斤量が軽くなるのも好材料。何よりいつ激走しても不思議ではない確かな地力を持っています。
近況はマイル戦の方がレース内容も良く、今回あたりソロソロの雰囲気。穴の期待たっぷりの1頭です!
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