完全攻略ファイル No.3
【函館記念】重賞でも戦える下地アリ!粘り込みに厳重注意
函館記念(函館・芝2000m)は、サマー2000シリーズの第2戦。
先週の七夕賞は、
『道悪大歓迎!「想定外の激走」を経て現役屈指の道悪巧者が爆穴をあける!?』で取り上げたホウオウエミーズが13番人気3着、そして本命キラー3の1頭・ククナが9番人気2着と激走して、3連単は27万4320円の高配当となりました。
全5戦で行われるシリーズのうち、第4戦の札幌記念を除く4レースはハンデ戦とあって、荒れ模様となっています。
この函館記念も波乱の要素をたっぷり含んだ一戦。ここでピックアップしたいのは、斤量52キロの最軽量
ローゼライトです。
未勝利を勝つのに9戦を要し、前走で3勝クラスを勝ったばかり。オープン初戦が重賞初挑戦となる牝馬で、今回は他馬より3キロ以上軽い斤量での出走となります。
前走から比較すると4キロ軽い斤量となるのですが、これが大きな狙い目なのです。
過去10年で、前走から3キロ以上軽い斤量で出走した馬が19頭。その成績は(0-2-3-14/19)で、勝ち馬こそいないものの、5頭が馬券に絡んでいます。
函館記念・前走比3キロ以上減の好走馬
20年 13人2着 ドゥオーモ
17年 7人3着 ヤマカツライデン
16年 13人2着 ケイティープライド
15年 7人3着 ヤマカツエース
14年 7人3着 ステラウインド
重賞初挑戦にはなりますが、小回り向きの先行力があり、3走前の初音ステークス3着時に0.3秒差だった勝ち馬のコスタボニータが続く阪神牝馬ステークスで3着。
10着だったストーリアは次走の中山牝馬ステークスで2着と好走しており、今回他馬との大きな斤量差を生かせば、非常に面白い存在でしょう!
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