完全攻略ファイル No.2

【愛知杯】あらゆる条件が好転!一世一代の走りで重賞Vへ



過去10回の愛知杯(中京・芝2000m)の傾向を見ると、1番人気が(2-1-1-6/10)と信頼度が今ひとつ。2番人気は(1-1-1-7/10)、3番人気に至っては(0-1-0-9/10)と人気馬受難のレースで、積極的に穴馬を狙っていけるレースです。

今年の愛知杯で狙ってみたい穴馬。それは6歳にして重賞初挑戦となるサンテローズです。

この馬のセールスポイントは何といっても中京芝2000mの実績。過去4戦して(3-0-0-1/4)で、敗れた1戦はスタートで後手を踏んだ上、レース中に鼻出血を発症していたもので、完全に度外視できる一戦でした。

サンテローズの中京芝2000m成績
22/10/01 1着 関ケ原S
22/01/08 6着 寿S
21/09/25 1着 夕月特別
21/02/06 1着 1勝クラス

オープン初挑戦となった前走のアンドロメダステークスは、スタート直後に前が狭くなる不利がありながら、メンバー2位の上がりで勝ったマテンロウレオから0.3秒差の4着。

マテンロウレオはきさらぎ賞を勝ち、中日新聞杯で2着。先日の中山金杯でも勝ち馬から0.1秒差の5着という実力馬ですから、牝馬同士のハンデ重賞であれば十分通用する見通しが立ったといえるでしょう。

前走後はしっかりと間隔を開け、ベストタイムには及ばないものの、坂路4ハロン52秒台のタイムを2本出すなど順調に調教を消化。鞍上にコンビ成績2戦2勝の福永祐一騎手を迎えて万全の態勢を整えてきました。

脚部不安によりブランクがあって6歳ながらキャリアはわずか8戦。それでいてしっかりと4勝を挙げているのは高い能力の証明で、デビューから勝ちと負けが互い違いになるのを繰り返していて、今回は勝つ番に当たります。

あらゆる条件が好転するこの愛知杯。クラブの規定により残された現役生活はわずか。昨秋のエリザベス女王杯を次点で除外された悔しさを一気に晴らす時がやってきました!


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