完全攻略ファイル No.1
【北九州記念】実は世代トップスプリンター!?得意の季節に一変の期待
先週の函館記念で2025年のサマースプリント・マイル・2000の各シリーズ第1戦が終了。今週はサマースプリントシリーズの第2戦となる
北九州記念(小倉・芝1200m)が行われます。
サマースプリントシリーズは全6戦。このレースには初戦の函館スプリントステークスに出走した馬はいませんので、ある意味第二の初戦とも言えます。
昨年から施行時期が大きく変わりましたが、荒れる傾向には変わりがなかったようで、引き続き1番人気は大苦戦。思い切った穴狙いができる一戦でピックアップしたいのは
エイシンワンドです。
夏のスプリントハンデ重賞。狙ってみたくなるのは、程々に斤量の軽い馬。ここは同じ3歳馬でも葵ステークスでワン・ツーを決めたアブキールベイ、エクスペディアの方に目が行きそうになりますが、この馬は小倉2歳ステークスで両馬に勝利。新馬戦から1200mで2連勝を飾りました。
その後は、距離延長に加え、相手強化もあって着順が振るわないものの、前走のクロッカスステークスは3歳の2月としてはかなり厳しい58キロを背負ってのもの。情状酌量の余地はあるでしょう。
今回は小倉2歳ステークス以来となる、まだ底を見せていない1200m戦。斤量は前走から4キロ軽くなり、条件は一気に好転します。また、状態面も夏に連勝した馬らしく、キビキビと元気いっぱいの動きを見せています。
開催場は違えど、小倉2歳ステークス最後の勝ち馬。正真正銘、今回は小倉の重賞で歴史に名を刻む勝利に期待です!