穴馬券ネオメソッド(予想公開編)
適性が問われる舞台
AM1422kHz・ラジオ日本
【日曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が予想を公開!(13時頃より放送予定)
[日曜]中山11R オールカマー(GⅡ)(芝2200m)
先週のセントライト記念を見ても分かる通り、中山の非根幹距離は能力よりも適性の比重が大きい舞台。考えるべきことは、中山適性であったり非根幹距離適性であったり、“この舞台で”いかにパフォーマンスを上げられるかを考える必要があります。
昨年のルージュバックは分かりやすくて、エプソムC、毎日王冠と非根幹距離の重賞を連勝した後、根幹距離のレースで4連敗。そして、再び戻ってきた非根幹距離で復活というパターンでした。
もちろん、連敗のほとんどはGⅠ競走ですから、単純に適性の差だけが敗因とはいえませんが、それでも、非根幹距離適性があればこその復活劇だったことは確かです。
その他、有馬記念、日経賞の勝ち馬だったゴールドアクターや同年の中山記念勝ち馬だったヌーヴォレコルトなども非根幹距離実績にモノを言わせて好走しています。
1800、2200、2500あたりの実績に注意。それが中山なら尚良しというイメージです。
続いて血統の話。
先週、同じ舞台で行われたセントライト記念はロベルト系が重要血統で、今年もそのロベルト系が好成績を収めたわけですが、オールカマーにおける重要血統はロベルトよりもトニービンです。
昨年は不発に終わりましたが、人気馬、人気薄も含めて好走例が多いトニービン系。上記例以外では、13年2着メイショウナルト(父ハーツクライ)、11年1着アーネストリー(母父トニービン)など。特に内包馬には要注意です。
以上のテーマから今年の候補馬を抽出します。
①アルアイン(セントライト記念2着)
②ダンビュライト(父ルーラーシップ、AJCC勝ち)
③ガンコ(日経賞勝ち)
⑧ゴールドアクター(有馬記念勝ち)
⑨ミライヘノツバサ(日経賞2着)
②ダンビュライトでしょう。
トニービン内包馬で血統テーマをクリアし、ここ中山芝2200で重賞AJCC杯を制覇。休み明けに良績がない点だけ気になりますが、舞台設定はこれ以上ないほど整っています。
動画で解説 ~オールカマー(GⅡ)~
【土曜の注目穴馬】
中山10R茨城新聞杯(ダ1800m)
◎
⑦フクサンローズ
このレースは、私の公式LINE@(@sakaikazuki)で「次走注目馬」に指名した13番ショームが堅い軸馬だと思います。
そして、馬券的には残る空席に滑り込む穴馬を捕まえたいところ。その穴馬候補として7番
フクサンローズを指名します。
ショーム推奨の根拠となるハイレベルレース瀬波温泉特別に出走していたこの馬は、そこで5着。上位2頭には離されましたが、レースレベルを考えればこれでも上出来と見ています。今回、他路線組に人気が割り振られるようなら狙い目は十分。
血統的にも、ダート中距離に強いアグネスデジタル産駒。さらにいえば、アグネスデジタル産駒は、不良馬場で行われた昨年9月17日、ジャカンドジョー(7人気2着)、ペイシャボム(4人気2着)、カゼノコ(6人気2着)と、出走3頭が全て馬券になるという離れ業をやってのけています。今開催も、稍重だった先週土曜日、ペイシャボムが9人気3着と穴を開けており、今の馬場状態はまさに絶好。
人気の盲点で2~3着滑り込み、あわよくば頭まで……という期待を込めて注目しています。
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