穴馬券ネオメソッド(予想公開編)
先行馬のためのレース
AM1422kHz・ラジオ日本
【日曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が予想を公開!(13時頃より放送予定)
【日曜】札幌11R エルムS(GⅢ)(ダ1700m)
ひとことで言えば、位置取り勝負のレース。すなわち、このレースはいかに先行できるか、もっと具体的に言えば、いかに4角4番手以内を取るかの戦いになります。
ご覧のように、判で付いたように4角4番手以内の馬が上位を独占しているエルムS。過去、4角5番手以下の馬の成績は【1-2-5-148/156】勝率0.6%、連対率1.9%という低調な成績。08年以降の10年間でも、グランドシチーが3着に入っただけですから、よほどのことがない限り、差し追い込み馬は間に合わないと考えておいた方がいいでしょう。
一般的に、函館よりも札幌の方が差しは決まりやすく、上位馬の位置取りは函館より札幌の方がだいたい1~2列下がるものですが、このレースに関しては徹底先行型を狙うのが正解です。
ここから先が大事な問題。そうです、馬券を買う上では
「どの馬が4角4番手以内を取るのか」を読み切らなければなりません。これが本当に難しい。
しかし、一応の基準はあるもので、やはり近走のレース振りが重要。ここ最近のレースで先行orマクリの競馬を経験していない馬が、突然変異的に位置取りを上げることはほとんどありません。
そこで生まれるテーマが
「近2走以内に4角4番手以内で競馬をしていること」。さらにいえば、その位置取りで好走している馬が望ましい。
というわけで、「近2走以内に4角4番手以内を取って連対している馬」というファクターが生まれます。
昨年は微妙にズレた馬が好走することになりましたが、基本的にはこのファクターで絞込みが掛けられると考えられます。
一方、血統的な偏りも徐々に出てきています。
かつてはロベルト系が圧倒的に優勢だったこのレースですが、最近は出走馬自体が減っており、それに伴いなかなか結果も出せていません。
そのロベルト系に代わって目立ち始めてきたのが、ヴァイスリージェント系保持・内包馬。カネヒキリ、シニスターミニスターといった内包種牡馬が好走しているところもポイントです。
というわけで、今年の出走馬から候補馬を抽出してみます。
③ミツバ
④アンジュデジール
⑤ノーブルサターン
脚質、血統から導き出されるのはこの3頭。馬券の狙いは
⑤ノーブルサターン。父カジノドライヴがマインシャフト×デピュティミニスターという配合の種牡馬。前走で4角2番手の先行策で勝ち星を挙げています。昨年は兵庫CS2着、JDD5着、レパードS5着と世代トップクラスの馬と戦ってきた実績もあります。
動画で解説 ~エルムS(GⅢ)~
【土曜の注目穴馬】
新潟10R麒麟山特別(ダ1800m)
◎
③ダイワインパルス
公式LINE(@sakaikazuki)で以前に紹介したことですが、福島ダ1700におけるヴァーミリアン産駒は、特別な取扱が必要になります。
その成績は【1-0-9-25/35】
連対率2.9%が示す通り、基本的には手を出せません。連系の馬券で軸にするのは相当危険な数字です(ただし、複勝率28.6%で同回収率204%が示す通り、複穴期待値はそれなりに高い)。
そんなヴァーミリアン産駒にとって、福島から新潟へのコース替わりは大歓迎。
まず、新潟ダ1800成績【5-3-1-30/39】。
福島ダ1700の成績を比較すれば一目瞭然、明らかにこのコースの方に適性があります。勝率12.8%、単勝回収率326%。福島から一転して頭~連軸候補で狙う手が成立するようになります。
これを数字で示せば、福島ダ1700で3着以下に負けた馬の、次走新潟ダ1800成績【2-3-0-3/8】。
勝率25.0%、連対率62.5%。サンプルは少ないですが、相当有利に働いていることが証明されています。
というわけで、血統適性からの帰結として、今回の
③ダイワインパルスは連対以上の期待を寄せられるということになります。
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