穴馬券ネオメソッド(予想公開編)
本当にリピーターレース?
【穴馬券ネオメソッド】
AM1422kHz・ラジオ日本
【土曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が予想を公開!(16時頃より放送予定)
東京11R ヴィクトリアマイル(GⅠ)(芝1600m)
ストレイトガール、ヴィルシーナが連覇を達成しているヴィクトリアマイル。そのこともあって、このレースを
“リピーターレース”と表現する向きも少なくないようです。
同じ東京マイルの古馬GⅠである安田記念が
“強リピーターレース”であることを考えると、なるほど、このレースにもそんな性質があると考えることもできるのかもしれません。
しかし、個人的にはその意見には同調しかねます。
本来のリピーターレースは、特異な適性を求められることで、その特異な適性を持った馬が大駆けするレースのこと。つまり、能力よりも適性の比重が高いレースを意味します。
これに対し、過去のヴィクトリアマイルで複数回好走した馬を見てみると、ブエナビスタ、ウオッカやストレイトガールは牡馬相手にGⅠを勝つレベルの馬であり、ヴィルシーナとホエールキャプチャは、調子を崩していたのか近走成績が揮わなかったというだけで、元値は牝馬同士ならトップクラスの実力を持っていた馬。
つまり、適性よりも能力で好走した可能性の方が高いと考えられる馬たちなのです。
もちろん、現実に複数回好走馬はいるわけですから、文理解釈としてのリピーター性は否定しません。しかし、本質的な意味でのリピーター性には少々疑問を感じるわけです。
通常のリピーターレースと違い、過去に好走した経験があるからという理由だけで評価を上げるのは少々危険ではないかと考えています。
前置きが少々長くなりましたが、ヴィクトリアマイルは、先週のNHKマイルC同様、ダート的な馬力血統が強いレース。
また、このレースと最も相性が良い血統がフジキセキであることにも注目。
フジキセキ産駒は、先述のストレイトガールが2勝3着1回とパーフェクトで馬券になったことを筆頭に、08年5人気1着エイジアンウインズ、07年12人気1着コイウタと、他にも人気薄で2勝。
フジキセキといえば、芝、ダート、距離を問わないサンデー系屈指の万能タイプ。逆に言えば、傑出した武器に欠ける非・底力タイプの血統。先のダート血統保持馬の好相性と合わせて、全体的に重たさや底力はほとんど必要ないことが分かります。
ちなみに、これは、先週のNHKマイルに近い血統傾向。強リピーターレースである安田記念が、真逆とも言える欧州血統、オールド血統向きのレースでることと比較して、この血統傾向も、ヴィクトリアマイルの本質的なリピーター性を否定する裏付けになると言えます。
安田記念よりもNHKマイルC的な血統を狙うべきレース。今年の候補馬は以下の通り。
③ラビットラン(父タピット)
⑦カワキタエンカ(母父クロフネ)
⑩アエロリット(父クロフネ)
⑫エテルナミノル(母父フジキセキ)
⑭リエノテソーロ(父スパイツタウン)
③ラビットランは、米国ダート血統の父タピットが注目ポイント。前走は超スローの前残りで完全に参考外。改めて末脚炸裂の期待が高まります。
動画で解説 ~ヴィクトリアマイル(GⅠ)~
【日曜の注目穴馬】
東京10R青竜S(ダ1600m)
◎
⑫グリム
ヒヤシンスSで同舞台圧勝のスマハマ、2戦2勝のオメガパフュームという2頭はかなり強力に映りますが、割って入る可能性があるとすれば、ゼンノロブロイ産駒の
⑫グリム。
ゼンノロブロイと東京ダ1600の好相性は以前にも何度か採り上げたかと思いますが、今開催もリアリスト(4人気2着)、コスモロブロイ(7人気3着)、シトラスクーラー(4人気3着)と、コンスタントに馬券に絡む走りを見せています。
距離適性の差があったにせよ、個人的に相当な器だと思っているコパノキッキングをガチンコ勝負で負かした前走はかなり評価できるもの。血統的に舞台適性が期待できるとあれば、強力人気馬に一矢報いるシーンがあっても驚けないと見ています。
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