穴馬券ネオメソッド(予想公開編)
どのハーツクライを選ぶか
【穴馬券ネオメソッド】
AM1422kHz・ラジオ日本
【土曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が予想を公開!(16時頃より放送予定)
京都11R 天皇賞・春(GⅠ)(芝3200m)
天皇賞・春といえば、ハーツクライ産駒。
12年14人気1着ビートブラックが父ミスキャスト、09年4人気2着アルナスラインが父アドマイヤベガだということも含めると、総じて、トニービン系サンデーと天皇賞・春は相性が良いということが分かります。
10年2人気1着ジャガーメイル、12年3人気2着トーセンジョーダンがジャングルポケット産駒。これもトニービン絡みですから、幅広くトニービンと天皇賞・春の相性が良いと考えるのもアリはアリですが、母父トニービンが【0-1-0-22/23】と全くふるわないことを考えると、やはりトニービン系サンデーというテーマ設定の方がベターだと思います。
もうひとつ、天皇賞・春とハーツクライ産駒に関しては、2つの事実を知っておく必要があります。
・1頭も勝ったことがない
・2回目でベストパフォーマンスを出す
まず、総合成績【0-4-3-9/16】から、複勝率43.8%に見る高い複穴期待値を重視する一方、1頭も勝っていないという事実は重く受け止めるべきでしょう。
ハーツクライ産駒は、昨年まで東京でしかGⅠを勝ったことがありませんでした。
昨年末のホープフルS、そして今年の大阪杯を制し、他場でのGⅠ勝ちをクリアしたわけですが、奇しくも、その2つのGⅠはともについ最近までGⅡだった、言ってみればG1.5のような位置づけ。まだ、本質的なハーツクライの
“東京GⅠ専用馬”というレッテルを剥がすところまで至っていないと考えることもできます(今年が正念場になるでしょう)。少なくともこれまでは、ハーツクライの天皇賞・春適性よりも、東京GⅠ巧者としての側面が強く出ています。
つまり、勝たなければ、単勝でなければ馬券的に苦しいハーツクライ産駒は期待値が低いということ。狙うなら、複勝で十分回収できる人気の馬を探した方が実利的だといえます。
また、過去の好走馬が示す通り、ハーツクライ産駒が天皇賞・春で最も高いパフォーマンスを発揮するのは、2回目の挑戦時です。
そして、フェイムゲーム、ウインバリアシオンとともに3回目の出走で成績を落としているという事実は見逃せません。
元々、天皇賞・春というレースは高齢馬が不利なレース。
3回目以降の出走となると、どうしても馬自体が高齢化した状態での出走となるわけで、そうなるといかにハーツクライ産駒であっても、レースの本質的な性質と相容れなくなる可能性は高い。
もちろん、カレンミロティックのように7歳、8歳で好走した馬もいますから、高齢であるからという理由のみで嫌う必要はありませんが、少なくともある程度の
“鮮度”は意識した方がいいでしょう。
今年、出走してきたハーツクライ産駒は……
②チェスナットコート
④カレンミロティック
⑦ピンポン
⑩サトノクロニクル
⑪シュヴァルグラン
このレースに対して鮮度のあるハーツクライ産駒で、複穴としても価値のある馬、今年、買うべきハーツクライ産駒は、
⑩サトノクロニクルでしょう。
動画で解説 ~天皇賞・春(GⅠ)~
【日曜の注目穴馬】
京都10R端午S(ダ1400m)
◎
⑪バイラ
土曜日の京都ダ1400は、ストームキャット系種牡馬の産駒が続々と好走。
4Rでは1人気1着テイエムヨハネス、8人気3着ウェーブガイアと、ヨハネスブルグ産駒が2頭馬券に絡み、出走馬のいなかった8Rを飛ばし、12Rではメンバー中唯一の該当馬だったスズカコーズウェイ産駒のスズカコーズラインが3人気で勝ち上がりました。
馬券にはならなかったものの、初っ端1Rではヨハネスブルグ産駒のヤマニンフィオッコが15人気4着(3着と半馬身差)とあわやのシーンを作っており、このことも併せて、ストームキャット系種牡馬のバイアスを認めていい状況です。
⑪バイラは、ストームキャット系ヘニーヒューズ産駒。2走前に500万勝ちを果たした舞台に戻る点は好材料。素質馬の影に隠れて盲点の存在になるようなら、積極的に狙いたい一戦です。
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