境和樹の穴馬券ネオメソッド

穴馬券ネオメソッド(予想公開編)

旬の血統を買うべきレース

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【穴馬券ネオメソッド】

AM1422kHz・ラジオ日本【土曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が予想を公開!(16時頃より放送予定)

中山11R スプリンターズS(GⅠ)(芝1200m)

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昨年も指摘したとおり、2014年に行われた馬場改修工事によってかなり影響を受けている可能性が高いこのレース。中山芝1200自体が、馬場改修前後で明らかに血統傾向を変化させています。
(※これ以降に掲載するデータは、全て年明けからスプリンターズS前週までを対象にしています)

【馬場改修前後の中山芝1200リーディング上位種牡馬の変遷】


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これも昨年指摘したとおりです。改修前のこの舞台で圧倒的な支配力を誇っていたサクラバクシンオーが、いまやサッパリの低迷状態。16年は勝数2位の座にいますが、のべ23頭出走して1勝のみという成績。勝率4.3%、連対率は8.7%に止まっています。
今年も、先週終了時点で【0-0-1-9/10】。唯一の3着馬ナイトフォックスも、単勝1番人気を裏切る形の3着です。確かに、二桁人気馬ばかりのラインナップで、そもそもの能力が不足しているという馬が多い点に情状酌量の余地はありますが、母父サクラバクシンオーも【0-0-0-10/10】とこれまたサッパリですから、やはり血統自体がかつての支配力を失ってしまったと考えるのが自然です。
そして、この成績下降のタイミングが馬場改修を挟んだ2014年からである以上、やはり馬場改修の影響は無視できないという結論になります。

一方、その馬場改修を契機に勢力を伸ばしているのが、サンデー系です。

【中山芝1200とサンデー系産駒の成績①】

2012年 (3-11-8-87/109) 勝率2.8% 連対率12.8% 複勝率20.2%
2013年 (7-8-9-84/108) 勝率6.5% 連対率13.9% 複勝率22.2%

2015年 (12-9-12-90/123) 勝率9.8% 連対率17.1% 複勝率26.8%
2016年 (11-8-4-86/109) 勝率10.1% 連対率17.4% 複勝率21.1%

ご覧の通り、馬場改修を境にして成績が激変しています。これは影響がプラスに働いたと考えられます。

その帰結として、改修後、最初に行われたスプリンターズSでは、1~5着の掲示板を独占。そして、昨年は人気薄のダイワメジャー産駒(これも改修後に成績を急上昇させた種牡馬)ソルヴェイグが9番人気3着と穴を開けました。ちなみに、2着ミッキーアイルもサンデー系産駒でした。
馬場改修を境に成績を上昇させたサンデー系が、スプリンターズSでも主役を担った。これが近2年のストーリーでした。

しかし、ここからもうひと捻りする必要がありそうな今年のスプリンターズS。実はこのサンデー系、今年はどうも勢いがありません。

【中山芝1200とサンデー系産駒の成績②】

2012年 (3-11-8-87/109) 勝率2.8% 連対率12.8% 複勝率20.2%
2013年 (7-8-9-84/108) 勝率6.5% 連対率13.9% 複勝率22.2%

2015年 (12-9-12-90/123) 勝率9.8% 連対率17.1% 複勝率26.8%
2016年 (11-8-4-86/109) 勝率10.1% 連対率17.4% 複勝率21.1%
2017年 (8-11-10-111/140) 勝率5.7% 連対率13.6% 複勝率20.7%

出走数自体が増えており、改修前の成績と比べれば決して悪くはないのですが、それでも、近2年に比べるとやはり元気がないと言わざるを得ない状況。依然として評価しなければいけない系統だとは思いますが、コース成績アップの流れに乗じてスプリンターズSでも好走馬を出したという近2年の流れを考えると、今年に関しては少し不安な面もあるというのが感想です。

そして、そんな中で最初の表に戻っていただきたいと思います。今年の中山芝1200、リーディングトップを走るのが、アドマイヤムーンです。

【アドマイヤムーンと中山芝1200】

2012年 (1-0-0-3/4) 勝率25.0% 連対率25.0% 複勝率25.0%
2013年 (1-0-0-5/6) 勝率16.7% 連対率16.7% 複勝率16.7%

2015年 (1-1-1-9/12) 勝率8.3% 連対率16.7% 複勝率25.0%
2016年 (0-4-0-6/10) 勝率0.0% 連対率40.0% 複勝率40.0%
2017年 (3-3-1-8/15) 勝率20.0% 連対率40.0% 複勝率46.7%

産駒数の問題もあるので改修前と改修後を単純に比較できませんが、少なくとも、今年は例年以上にこのコースとマッチしているということはハッキリしています。
元々、アドマイヤムーンは上がりの掛かる競馬に強く、距離適性は芝1200(かつては1400のアドマイヤムーンでしたが、最近は1200にシフトしています)。阪神、中山の芝1200をドル箱条件にしています。この結果は、ある意味で必然の部分もあります。

馬場改修によって勢力を拡大したサンデー系が、そのまま馬券の肝になった近2年。その時点で一番旬な血統が来るのがこのレースだとするならば、今年はこのアドマイヤムーンに注目するのが得策ではないかという仮説が成り立ちます。

もうひとつ、改修後のスプリンターズSと相性が良い血統をご紹介したいと思います。それが『ニジンスキー系』です。

【スプリンターズSとニジンスキー系保持・内包馬】

16年9人気3着ソルヴェイグ
(母母父カーリアン)

15年11人気2着サクラゴスペル
(父サクラプレジデント)

15年9人気3着ウキヨノカゼ
(母父フサイチコンコルド)

改修後、2年連続して穴馬が圏内に入ったニジンスキー系保持・内包馬。私の内包定義には合致しませんが、15年の勝ち馬ストレイトガールも、母父タイキシャトル。このタイキシャトルもデヴィルズバッグにカーリアンという配合。やはりニジンスキーが絡んでいました。

今年の中山芝1200で最も元気が良いアドマイヤムーン、そして、改修後のスプリンターズSで連続して穴馬に絡んでいるニジンスキー系。

今年、このテーマにピッタリ合致した馬が

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『人気沸騰』『話題騒然』今、最も注目されている新進気鋭の実力派予想家【境和樹】の穴の単複1点勝負。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」

境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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