うまスクエア

穴馬券ネオメソッド(予想公開編)

オークス好走パターン該当馬

【穴馬券ネオメソッド】

AM1422kHz・ラジオ日本【土曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が予想を公開！(16時頃より放送予定)

東京11Ｒ　オークス（GⅠ）(芝2400ｍ)

昨年もパターン通りに決着したオークス。傾向はハッキリしています。

・直線スピードを問うレース
・ヌレイエフ系保持・内包馬

まずは脚質。ある意味でこれが一番大事かもしれません。このレースはとにかく直線スピードの重要性が高い。後方で脚を溜めて直線で爆発させる、その能力に秀でた馬が上位進出候補だと考えておいた方がいいです。

【オークス、上がり最速馬の着順】

16年１人気１着シンハライト
15-14-13-14

16年２人気２着チェッキーノ
12-13-13-14

15年３人気１着ミッキークイーン
12-12-9-9

14年１人気２着ハープスター
14-14-16-16

13年９人気１着メイショウマンボ
9-9-7-7

13年５人気２着エバーブロッサム
7-8-9-9

12年３人気１着ジェンティルドンナ
13-14-14-15

11年２人気３着ホエールキャプチャ
12-13-14-12

10年１人気１着アパパネ
9-13-13-11

09年１人気１着ブエナビスタ
15-16-15-14

08年５人気３着レジネッタ
11-11-10-10

（08年11人気５着オディール）

07年８人気３着ラブカーナ
14-13-11-12

07年からずっと、メンバー最速の上がりを使った馬が馬券になっているこのレース。しかも、それぞれの位置取りを見ていただければお分かりのとおり、全ての馬が差して上がり最速を使っているところがポイント。これがオークスにおける直線スピードの重要性です。
余談ですが、ジェンティルドンナ。あの馬がメンバー最速の上がりを使ったのは、実はオークスが最後なんですね。その後は脚質転換に成功し、先行して速い上がりを使って後続を完封するスタイルになりましたが、もし、この脚質転換が少しでも早かったら、このレースを勝ち切ることはなかったかもしれませんね。

閑話休題。それでは、次の問題として、どんな馬がメンバー最速の脚を使う候補になるのかという点。これについては分かりやすく

『近２走以内に中団より後ろからメンバー２位以内の脚を使って連対している』

というファクターで絞り込めます。

【オークス上がり最速馬の近走】

16年１着シンハライト
（２走前１着11番手から上がり最速）

16年２着チェッキーノ
（前走１着８番手から上がり最速）

15年１着ミッキークイーン
（２走前２着14番手から上がり最速）

14年２着ハープスター
（前走１着18番手から上がり最速）

13年１着メイショウマンボ
（２走前１着11番手から上がり最速）

13年２着エバーブロッサム
（２走前２着12番手から上がり最速）

12年１着ジェンティルドンナ
（前走１着10番手から上がり最速）

11年３着ホエールキャプチャ
（前走２着17番手から上がり２位）

10年１着アパパネ
（なし。ただしＧⅠ馬）

09年１着ブエナビスタ
（前走１着16番手から上がり最速）

08年３着レジネッタ
（前走１着10番手から上がり２位）

（08年５着オディール　なし）

07年３着ラブカーナ
（２走前２着６番手から上がり最速）

10年のアパパネが例外的存在ですが、昨年も指摘したとおり、既にこの時点で阪神ＪＦと桜花賞を制していた当時の最強馬。これはさすがに例外と見ていいでしょう。このテーマに外れていたオディールが唯一の馬券圏外だったことも象徴的です。
つまり、近走でその片鱗を見せていた馬でなければ、このレースでメンバー最速の上がりを使って好走することは考えにくいということになります。

続いて、血統的な問題。ここでは『ヌレイエフ系』の重要性を指摘しておきます。

【オークスと母系ヌレイエフ系保持、内包馬】

15年３人気１着ミッキークイーン
（母父ゴールドアウェイ）

14年２人気１着ヌーヴォレコルト
（母父スピニングワールド）

13年１人気３着デニムアンドルビー
（母母父ヌレイエフ）

12年２人気２着ヴィルシーナ
（母母父ヌレイエフ）

11年８人気２着ピュアブリーゼ
（母父パントルセレブル）

08年４人気１着トールポピー
（父母父ヌレイエフ）
：
：
06年５人気２着フサイチパンドラ
（母父ヌレイエフ）

00年16人気３着オリーブクラウン
（母父ヌレイエフ）

99年１人気２着トゥザヴィクトリー
（母父ヌレイエフ）

昨年は該当馬不在で残念な思いをしましたが、元々、トニービンと並ぶ東京巧者として知られていたヌレイエフ。その能力をストレートに発揮するレースが、このオークスです。
かなり古い例まで遡れば、母父ヌレイエフというだけで３頭の馬が馬券になっており、また、15年、13年、12年は唯一の同系統保持・内包馬がキッチリ馬券になっています。これらのことからも、ヌレイエフ系がこのレースに対してかなり高いレース適性を持っていることは疑いありません。

以上のテーマから、今年の候補馬を挙げておきます。

予想はユーザー登録のあと!!