うまスクエア

穴馬券ネオメソッド(予想公開編)

シルクロードＳ血統傾向

【穴馬券ネオメソッド】

AM1422kHz・ラジオ日本【土曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が予想を公開！(16時頃より放送予定)

日曜・京都11Ｒ　シルクロードＳ（GⅢ）(芝1200ｍ)

シルクロードＳの好走血統を検証してみると、以下の３つの系統が浮かび上がってきます。

・非フォーティナイナー・ラインのミスプロ系
・フジキセキ産駒
・マンハッタンカフェ産駒

この３つです。

【シルクロードＳとミスプロ系】

16年２人気１着ダンスディレクター
（父アルデバランⅡ）

16年11人気３着ワキノブレイブ
（父マイネルラヴ）

15年２人気１着アンバルブライベン
（父ルールオブロー）

15年３人気２着サドンストーム
（父ストーミングホーム）

14年１人気２着レディオブオペラ
（母父キングマンボ）

14年13人気３着リトルゲルダ
（母父ブッダ）

13年２人気１着ドリームバレンチノ
（母父マイネルラヴ）

13年４人気２着ダッシャーゴーゴー
（母父ミスワキ）

13年11人気３着メイショウデイム
（母父ヘクタープロテクター）

12年１人気１着ロードカナロア
（父キングカメハメハ）

特に近５年はミスプロ持ちの好走が多くなっています。そして、その中でも注目したいのが「全てフォーティナイナーを経由しないミスプロ系である」ということ。フォーティナイナー・ラインといえば、キングマンボ系と並んでミスプロ系の主力系統なわけですが、なぜかこのレースでは効果的な働きができていません。もう少し範囲を広げても、09年の勝ち馬アーバンストリート（父スウェプトオーヴァーボード）が唯一の好走例。出走数が劇的に多いというわけではありませんが、ここまで来ていないと本質的な適性がズレている可能性は否定できません。
ちなみに、非フォーティナイナー・ラインのミスプロ系の中で、特に注目してもらいたいのが『シーキングザゴールド』の血です。昨年11番人気３着と大穴を開けたワキノブレイブのほか、06年にはマイネルアルビオン（７番人気２着）なども激走させているマイネルラヴが、このシーキングザゴールドの直系。そして、昨年２着ローレルベローチェは母母父にシーキングザゴールド、15年12人気３着セイコーライコウも、やはり母母父にシーキングザゴールドを持っていたんですね。
基本的には『ミスプロ系保持馬』というテーマ設定で問題ないと思いますが、シーキングザゴールドだけは『シーキングザゴールド内包』として、父母父、母母父までチェックしてみた方がいいでしょう。

続いて、サンデー系の中で特にこのレースと相性がいい２つの血統です。

【シルクロードＳとフジキセキ】

14年２人気１着ストレイトガール

10年３人気１着アルティマトゥーレ

08年３人気１着ファイングレイン

07年３人気２着タマモホットプレイ

07年４人気３着ビーナスライン

06年４人気１着タマモホットプレイ

のべ18頭の出走で６頭が馬券になっているのだから立派なものです。もっとも、今後は直接的なフジキセキ産駒が出走してくることはもうないでしょうから、これからは、母父に入った場合、キンシャサノキセキなどフジキセキ第二世代にまで相性の良さが引き継がれるのかをまた別の問題として考える必要はあると思いますが。

【シルクロードＳとマンハッタンカフェ】

13年11番人気３着メイショウデイム

11年１番人気１着ジョーカプチーノ

11年14番人気２着アーバニティ

これは昨年も指摘したとおりです。好走例は上記３頭のみですが、これまでこのレースに出走したマンハッタンカフェ産駒は５頭のみ。そのうち３頭が、しかも二桁人気を２頭含んで馬券になっているわけですから、これは無視できない血統傾向と考えていいでしょう。

ということで、上記３つの血統テーマを設定し、今年も候補馬をピックアップします。

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