穴馬券ネオメソッド(予想公開編)
逆境の……
【穴馬券ネオメソッド】
AM1422kHz・ラジオ日本
【土曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が予想を公開!(16時頃より放送予定)
阪神11R 朝日杯FS(GⅠ)(芝1600m)
世間の注目はミスエルテでしょう。牝馬の参戦ということ以上に、先週、同じ舞台で行われた阪神JFにて同じフランケル産駒のソウルスターリングが強い勝ち方を見せたということ、これで俄然注目度を増しているのでしょう。
ただ、今回のミスエルテとソウルスターリングは、同じフランケル産駒ながら血統構成はほとんど真逆です。これは先週の回顧コラムでも書いたことですが、ソウルスターリングは母系がコテコテの欧州血統であるところ、ミスエルテの母系はコテコテの米国血統。少なくとも、
『ソウルスターリングが勝ったからコッチも……』という直線的な考え方は少し危険な気がします。いずれにしても、世界的にも注目されているでしょうから、どんな走りを見せるのか、それ自体の興味は非常に強いですね。
もっとも、馬券的には圧倒的人気必至の馬ですから、私には特に関係がありません。別の視点から考えたいと思います。
『ディープインパクト』
今回は、日本の王様の逆襲に期待してみたいところです。
【直近の阪神芝1600重賞とディープインパクト】
16年桜花賞2人気2着シンハライト
16年阪神牝2人気1着スマートレイアー
16年阪神牝1人気2着ミッキークイーン
16年チュー2人気1着シンハライト
16年チュー10人気3着ラベンダーヴァレイ
15年阪神J3人気3着ブランボヌール
15年桜花賞7人気2着クルミナル
15年桜花賞8人気3着コンテッサトゥーレ
15年チュー7人気2着アンドリエッテ
ディープインパクト産駒が出走した阪神芝1600(外回り)の重賞は全部で24鞍あるのですが、その中で、ディープ産駒が1頭も馬券に絡めなかったレースは5鞍しかありません。2014年から先週までという括りに狭めると、結果を出せなかったのは15年のアーリントンCのみ。残りのレースでは、何かしら1頭は馬券に絡んでいます。14年などは、桜花賞(ハープスター)、阪神JF(ショウナンアデラ)、朝日杯FS(ダノンプラチナ)と、この条件で行われたGⅠに1頭づつしか産駒がいなかったにも関わらず、その1頭がちゃんと仕事を果たしました。このコースで行われる重賞で最も信頼できるのは、やはりディープインパクトなのです。
先週の阪神JF、昨年の朝日杯FSにはディープ産駒が1頭もいませんでした。このあたりが、以前に比べてディープの支配力が落ちていることの証左ともいえますが、今回、この舞台にディープ産駒が出走してくる以上、その存在を無視するわけにはいかないのです。
ましてや、今年の朝日杯FSはフランケル産駒に注目が集まり、その他の上位人気馬も非ディープばかり。完全にディープ産駒が盲点になっている状況です。そして、これは“例のアレ”が発動する可能性を感じさせます。
そうです、
『逆境のディープ』です。
全体的に成績を落としていると言われているところにきて、他の血統に人気を奪われたGⅠ。まさにディープにとって危機的な状況となっている今回の朝日杯FS。だからこそ、ここはディープが恐い。これまで何度も経験してきた、逆境のディープ、苦しいところでこそ存在感を示すのがこの血統の悪魔的特徴。打倒フランケルが実現するとすれば、それを担うのはやはりディープインパクトではないでしょうか。
今年の穴馬はディープから出る、という読み。候補馬は
⑥クリアザトラック
⑰サトノアレス
この2頭。中から
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