穴馬券ネオメソッド(予想公開編)
穴を開けるタイプは……
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【穴馬券ネオメソッド】
AM1422kHz・ラジオ日本【土曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が予想を公開!(14時頃より放送予定)
新潟11R 新潟2歳S(芝1600m)
基本的には、
『高速上がり比べをメンバー最速で差し切ってきたような人気馬は、基本的に来るものと思っておいた方がいい』レースです。大前提は差し決着で、上がり最速、2位あたりで後方から差してくる馬が順当に連対するという構図は押さえておいたほうがいいでしょうね。ここ2年の1、2着馬を見ると一目瞭然です。
さて、そんな基本構造があるレースで穴を開ける馬のパターンとは?
【新潟2歳Sで狙う穴馬パターン】
・前傾ラップ好走の経験(4角先団で上がり上位が理想)
・ヴァイスリージェント系、米国血統保持馬に注目
(・ダンシングブレーヴの血も見逃せない)
まずは、キツいレースへの対応力がある程度実証されている馬、これは穴馬になるケースが多いですね。
【前傾ラップ好走経験のあった穴馬】
14年6人気3着ニシノラッシュ(福1200:34.7-35.1)
13年6人気3着ピークトラム(名1600:47.5-48.3)
11年4人気1着モンストール(新1400:46.9-47.7)
この時期の2歳戦はどうしてもスローになりやすいもの。序盤はチンタラ走って上がりだけの勝負になることがほとんどです。最近はそんな中で確実に速い上がりで差し切ってきたような馬が結果を出す傾向にありますが、やはり、この時点である程度ペースの速い競馬を経験、好走していることは、確実に新馬、未勝利よりペースが上がって厳しいレースになるココで大きなアドバンテージになります。最も簡単なファクターとしては、後半より前半の方が速い、いわゆる“前傾ラップ”を好走しているかどうかを見るだけでいいと思います。もう少し細かく見るならば、ある程度先行する形(4角2~4番手程度)から、メンバー上位の上がりを使って好走した馬。これが厳しいペースで厳しい競馬をした経験として、大きな加点材料になります。調べてみると、案外、該当馬は少ないもの。探す価値はあると思いますよ。
続いて、近年、特に大事になっている血統的なポイントが、
『ヴァイスリージェント系、馬力血統保持馬』ということ。
【新潟2歳Sとヴァイスリージェント系、馬力血統保持馬】
14年3人気1着ミュゼスルタン(母父フレンチデピュティ)
14年1人気2着アヴニールマルシェ(母父フレンチデピュティ)
13年4人気2着イスラボニータ(母父コジーン)
12年10人気2着ノウレッジ(父ストリートセンス、母父コロナドズクエスト)
12年9人気3着サウンドリアーナ(父ケイムホーム)
11年4人気1着モンストール(母父デヒア)
11年1人気2着ジャスタウェイ(母父ワイルドアゲイン)
抽象的な表現を使えば、
『馬力血統』。これが最近のトレンドと言えるでしょう。ノーザンダンサー系の中でもダート色の濃い馬力血統のヴァイスリージェントや、コテコテの米国血統などを持っている馬には注意が必要です。
また、今年に関しては余談になってしまいますが、一方でこんな血統も新潟2歳Sで非常に頻繁に馬券になります。
【新潟2歳Sとダンシングブレーヴ】
12年3人気1着ザラストロ(父ホワイトマズル)
12年9人気3着サウンドリアーナ(母父ダンシングブレーヴ)
11年9人気3着クイーンアルタミラ(母父コマンダーインチーフ)
07年16人気2着シャランジュ(母父コマンダーインチーフ)
これは見つけたら即買いのレベルだと思います。特に、
『差して速い上がりを使った馬』という条件を加えるとさらに期待値が上がります。昨年は該当馬ハナモモが結果を出せませんでしたが、2着馬アヴニールマルシェが母母父にダンシングブレーヴを潜ませていました。内包まで含めてチェックすべきかどうかは現時点で何とも言えないですが、かなり重要な単体系統であることは間違いありません。
残念ながら今年は該当馬が不在ですので、来年以降、また思い出していただきたい血統ファクターとしてご紹介しておきます。
以上のテーマから、今年の穴馬候補を探します。
前傾ラップの経験をベースに
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