境和樹の穴馬券ネオメソッド

穴馬券ネオメソッド(予想公開編)

ダート血統と『実績』に注目


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【穴馬券ネオメソッド】

東京11R ヴィクトリアマイル(芝1600m)

先週の結果も踏まえて、やはりヴィクトリアマイルにおいては「ダート血統保持馬」を重視したいと思います。

【Vマイルにおけるダート血統保持馬の好走例】

13年12人気1着ホエールキャプチャ
(父クロフネ)

12年4人気1着ホエールキャプチャ
(父クロフネ)

11年2人気1着アパパネ
(母父ソルトレイク)

10年8人気2着ヒカルアマランサス
(母父エーピーインディ)

09年11人気2着ブラボーデイジー
(父クロフネ)

09年7人気3着ショウナンラノビア
(父フレンチデピュティ)

08年4人気3着ブルーメンブラット
(母父トップサイダー)

昨年、該当馬が揃って圏外に飛んでしまいましたが、先週のNHKマイルCでは

2015年5月10日
第20回NHKマイルC
3人気1着クラリティスカイ
(父クロフネ)
4人気2着アルビアーノ
(父ハーランズホリデイ)
2人気3着ミュゼスルタン
(母父フレンチデピュティ)

と、ヴァイスリージェント系、ストームキャット系といったダート型Nダンサー系が上位を独占しました。この結果も踏まえると、東京マイルGⅠにおいてこの血統傾向は追いかける価値があると感じます。

【Vマイルは人気の盲点を探せ!】

14年11番人気1着ヴィルシーナ
(前年の覇者)

13年12番人気2着ホエールキャプチャ
(前年の覇者)

12年7番人気2着ドナウブルー
(2走前に京都牝馬S勝ち)

10年8番人気2着ヒカルアマランサス
(2走前に京都牝馬S勝ち)

10年11番人気3着ニシノブルームーン
(前走、中山牝馬S勝ち)

09年11番人気2着ブラボーデイジー
(前走、福島牝馬S勝ち)

08年5番人気1着エイジアンウインズ
(前走、阪神牝馬S勝ち)

07年12番人気1着コイウタ
(前走、対牡馬のダービー卿CT2着)

もう1点、これが結構大事なポイントになるレースです。毎年指摘していることですが、このレースはとにかく『盲点の人気馬』が激走しやすいレースです。
オカルトチックに聞こえるかもしれませんが、このことは、ヴィクトリアマイルというレースにおける『実績の重要性』を物語っているわけです。俗に“格より調子”と言われる牝馬、近走成績が冴えない馬より充実一途の馬を狙うのが取捨のセオリーですが、このレースに関しては逆です。人気の盲点=実績に比して人気がない馬が頻繁に穴を開けるということは、そういうことですよね。

『実績』がモノを言うことが多い。そして、それが高配当に繋がるレース

これがヴィクトリアマイルというレースの性質。「GⅠ馬」「近走で重賞を勝っている馬で人気がない馬」は無条件にマークしてください。
昨年のヴィルシーナはナメられ逃げがド嵌りしています。2年前2着のホエールキャプチャも、マイル実績だけを抜き取れば決して拾えない馬ではありませんでした。しかし、問題はそういうことじゃないんです。来る要素とリターンのバランスを常に意識する。これは『穴馬の単複』の基本中の基本であり、馬券全般における鉄則。そして、その重要性が最も顕著に表れているのが、このヴィクトリアマイルというレースなのだと意識するべきです。

たとえば、今年なら

③スイートサルサ
(前走重賞勝ち)

④レッドリヴェール
(阪神JF勝ち)

⑤ストレイトガール
(昨年3着、牡馬相手のGⅠ2着)

⑦ケイアイエレガント
(前走重賞勝ち)

⑧バウンスシャッセ
(前走重賞勝ち)

⑩ハナズゴール
(一応、GⅠ馬)

⑬メイショウマンボ
(GⅠ3勝馬)

⑰ショウナンパンドラ
(秋華賞馬)

このあたりは無条件に警戒しなければいけないわけです。このレースで最も重要な『実績』という要素に照らし合わせた考えた場合、絶対に拾わなければならない馬だからです。

ここから、血統的なファクターで絞込みを掛けると……

⑦ケイアイエレガント
(母父エーピーインディ)

⑩ハナズゴール
(母父シャンハイ)

⑰ショウナンパンドラ
(母父フレンチデピュティ)

この3頭が残ります。中でも

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境和樹の馬券ネオメソッドとは?

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境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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