穴馬券ネオメソッド(予想公開編)
血統とラップから読み解く共同通信杯
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【穴馬券ネオメソッド】
東京11R 共同通信杯(芝1800m)
最近の共同通信杯といえば……
【共同通信杯のレースパターン:後半4Fを中心に】
14年 12.5-10.9-10.9-11.6 33.4
13年 11.8-11.3-11.2-11.5 34.0
12年 12.1-10.9-11.0-11.7 33.6
11年 12.5-11.3-11.1-12.0 34.4
10年 12.4-11.7-11.2-11.3 34.2
まずはとにかく速い上がりが要求されること、そして、ラスト3F目に急加速して、雪崩れ込むような形になっていることもポイント。要するに、
『高速上がりの持続力勝負になりやすい』傾向があります。2010年と比較すると、変化がよく分かると思います。
このレースパターンの変化により、最近ではとにかく速い上がりを使える馬、血統が上位を占めるケースが大半。しかも、後方から速い上がりを使っても間に合いません。先行~好位くらいに位置している必要があります。
これに血統的な要素もプラスします。
【共同通信杯とダート的馬力血統】
14年1着イスラボニータ(母父コジーン)
14年2着ベルキャニオン(母父フレンチデピュティ)
14年3着サトノアラジン(母父ストームキャット)
13年1着メイケイペガスター(母父ブライアンズタイム)
13年3着マイネルストラーノ(母父ブライアンズタイム)
11年1着ナカヤマナイト(母父カコイーシーズ)
10年1着ハンソデバンド(母父アフリート)
【共同通信杯血統アラカルト】
★父フジキセキ(2-1-0-3/6)
イスラボニータ、メイケイペガスターと連勝中。
★母父フジキセキ(0-0-1-0/1)
10年アリゼオ
★父ゴールドアリュール(0-1-1-2/4)
09年9番人気3着トップカミング、08年5番人気2着タケミカヅチ
★父ディープインパクト
(0-2-4-8/14)
そもそもダート的馬力血統保持馬がよく来ることに加え、フジキセキ、ゴールドアリュールといった
『ダートOKのサンデー系』が頻繁に好走し、ディープインパクト産駒が未勝利。共同通信杯を読み解く上で、これが大事なポイントになると思います。基本的にはダート的馬力が重要、ディープインパクト劣勢を示す傾向です。
ただ、こういうときのディープは要注意だと感じます。先週の東京新聞杯を思い出してください。過去、人気を下回ってばかりいたディープ産駒がアッサリ勝ちましたよね。確率の収束と言ってしまえばそれまでですが、劣勢に立たされている時のディープほど厄介なものはありません。
『高速上がり』というテーマには合致しているわけですし、そもそも、勝っていないだけで毎年馬券に1頭絡んでいることは紛れもない事実。2年前には9番人気のマイネルストラーノが3着、11年にはディープサウンドが5番人気3着。複勝回収率は117%と100%を超えているんです。逆襲の下地は着々と整いつつあります。今年あたり、そろそろディープの本領発揮が見られるのではないかと考えます。
・高速持続力ラップへの適性
・ダート的馬力血統
・ディープインパクトの逆襲
この3点を今年のテーマに設定します。候補馬は
①リアルスティール(母父ストームキャット)
②ティルナノーグ(母父ゴーンウエスト)
③アヴニールマルシェ(母父フレンチデピュティ)
今年、5頭出走しているディープインパクト産駒の中で、さらにダート的馬力血統とのバランスを考えると残るのは3頭。そして、この中から……
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