穴馬券ネオメソッド(予想公開編)
拮抗した上位陣の間隙を突くのは?
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【穴馬券ネオメソッド】
東京11R 天皇賞・秋(芝2000m)
まず、天皇賞・秋の血統傾向から。
・トニービン
・ノーザンテースト
・ハイペリオン
この3つの血が非常に重要性を持っています。
【天皇賞・秋とトニービン】
13年1着ジャスタウェイ
(父ハーツクライ)
12年3着ルーラーシップ
(母父トニービン)
11年1着トーセンジョーダン
(父ジャングルポケット)
10年3着アーネストリー
(母父トニービン)
09年1着カンパニー
(父ミラクルアドマイヤ)
07年3着カンパニー
(父ミラクルアドマイヤ)
04年3着アドマイヤグルーヴ
(母父トニービン)
03年3着テンザンセイザ
(父トニービン)
【天皇賞・秋とノーザンテースト】
12年3着ルーラーシップ
(母母父)
11年1着トーセンジョーダン
(母父)
10年3着アーネストリー
(母母父)
09年1着カンパニー
(母父)
09年2着スクリーンヒーロー
(母母父)
08年2着ダイワスカーレット
(母父)
07年3着カンパニー
(母父)
06年1着ダイワメジャー
(母父)
04年3着アドマイヤグルーヴ
(母母父)
これは毎年書いていることですが、昨年の結果を受けてトニービンに関しては「内包」まで範囲を広げてみることにしました。
また、これも昨年の結果を受けて、改めて「ハイペリオン」の血も重要血統に加えます。時代的にもはや内包以外はほとんどないと思いますが、特にペースが速くなって淀みのない流れになった場合、そのタフなレースに対応するためにこの古めかしいスタミナ血統が底力を見せるということが考えられます。
【天皇賞・秋とハイペリオン内包馬】
13年1着ジャスタウェイ
12年2着フェノーメノ
11年3着ペルーサ
10年2着ペルーサ
と、近年連続してこの血を隠し持っている馬が好走しているんですね。ちなみに、最初に重要血統として指摘したトニービンも、カンパラ×ハイペリオン系という配合の馬なので、やはり無関係とは言えないでしょう。
消耗戦に強いトニービン、総合力のノーザンテースト、そしてスタミナのハイペリオン。この3系統がよく走っているということから、この天皇賞・秋というレースにおいては、血統的にかなりのタフネスさが要求されるといえます。
続いて、レースパターンについて。
基本的に、このレースは速い上がりを使える差し追い込み馬が圧倒的に有利です。
【近年の天皇賞・秋、上がり最速馬の成績】
13年1着ジャスタウェイ
11-10-9 34.6秒
12年1着エイシンフラッシュ
11-12-12 33.1秒
12年3着ルーラーシップ
16-15-15 33.1秒
11年3着ペルーサ
13-13-13 33.9秒
10年3着ペルーサ
17-17-1 33.6秒
09年1着カンパニー
9-9-9 32.9秒
09年2着ウオッカ
13-14-14 32.9秒
【近年の天皇賞・秋で馬券になった先行馬】
13年2着ジェンティルドンナ
2-2-2 前年JC勝ち
12年2着フェノーメノ
4-4-4 後に天皇賞・春連覇
10年3着アーネストリー
4-4-4 後に宝塚記念勝ち
09年2着スクリーンヒーロー
2-4-4 前年JC勝ち
このように、過去5年の天皇賞・秋はレースパターンがかなりハッキリしていて、「上がり最速で差してくる馬が馬券に絡み、先行して残すためにはGⅠ級の地力が必要」というのが定石。09年のスクリーンヒーロー(7人気)のような盲点になっているGⅠ級の先行馬がいれば話は別ですが、基本的に先行馬は人気になるくらいの実力がなければ厳しいと見るのが妥当。苦しいわりに配当妙味がないという存在になりがちで、穴を狙うなら速い上がりを使える差し、追い込み馬を選ぶべきです。
以上のことから、天皇賞・秋の穴馬捕獲ポイントをまとめると……
「スタミナ、底力に秀でた血統(トニービン、ノーザンテーストが望ましい)を内包している、速い上がりを使える差し馬」
ということになります。
今年、このパターンに当て嵌まる馬として注目しているのは…
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