境和樹の穴馬券ネオメソッド

穴馬券ネオメソッド(予想公開編)

秘める長距離適性と高速耐性

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【穴馬券ネオメソッド】

京都11R・天皇賞賞(春)(芝3200m)

今年の天皇賞・春のポイントは以下の通り

1.血統的には凱旋門賞血統クラスの底力が欲しい
2.4角一桁程度、直線一気はまず届かない
3.高速馬場への対応力

まず血統面。過去の好走馬を見てみると、トニービンを筆頭に『凱旋門賞血統』を保持、もしくは内包している馬の好走が目立ちます。

【凱旋門賞血統保持、内包馬の好走例】
13年2着トーセンラー
(母母父サドラーズウェルズ)
13年3着レッドカドー
(母母父ダンシングブレーヴ)
12年1着ビートブラック
(父母父トニービン)
12年2着トーセンジョーダン
(父ジャングルポケット)
12年3着ウインバリアシオン
(父母父トニービン)
11年1着ヒルノダムール
(母父ラムタラ)
11年2着エイシンフラッシュ
(父キングズベスト)
10年1着ジャガーメイル
(父ジャングルポケット)
09年2着アルナスライン
(父母父トニービン)

過去5年だけ見ても、これだけの凱旋門賞血統保持、内包馬が馬券に絡んでいます。一般的にある『欧州血統=長距離』というイメージには賛成しかねますが、ことこのレースに関しては実際に過去の好走馬を分析した結果として、この『凱旋門賞血統』の重要性は無視できないでしょう。

次に、これはもう長距離重賞の定番とも言えるテーマですが、4角一桁程度の位置にいないと基本的には勝負になりません。直線一気はまず届かないと考えておいていいでしょう。実際…

2013年
フェノーメノ
7-7-3-2
トーセンラー
9-9-6-2
レッドカドー
11-11-10-4

2012年
ビートブラック
2-2-2-1
トーセンジョーダン
7-7-7-5
ウインバリアシオン
12-12-12-12

2011年
ヒルノダムール
9-8-7-6
エイシンフラッシュ
9-10-10-8
ナムラクレセント
11-10-1-1

2010年
ジャガーメイル
9-8-7-5
マイネルキッツ
2-2-2-1
メイショウドンタク
6-6-3-2

2009年
マイネルキッツ
10-10-4-4
アルナスライン
8-6-7-4
ドリームジャーニー
12-12-11-7

過去5年、上位馬の位置取りをまとめてみると、上記のとおり、ほとんどの馬が4角で一桁程度の位置にはいたことが分かります。序盤~中盤は後方でもいいのですが、その場合なら早めにマクる感じでポジションを押し上げる必要があります。4角二桁位置から馬券になったのは2012年3着のウインバリアシオンのみ。もう少し遡っても2007年3着トウカイトリック(6-6-6-10)、2003年2着サンライズジェガー(14-14-13-12)くらいしか好走馬が出てきません。ちなみに、基本的に末脚勝負でアッサリ突き抜けることが多かったディープインパクトも、このレースを勝った時のコーナー通過順は14-14-4-1でした(このあたりはさすが武豊!)。

長距離を走ると、どうしても序盤に脚を溜めていた馬が有利に見えるのですが、実際はその逆。ある程度の位置で最終コーナーを回らない限り、もう物理的に届かない位置になってしまっていることが大半。溜めていた末脚を爆発させても、よくて3着くらいにしか間に合わないわけです。

今年、キズナがどんな競馬をするかは見ものですね。今までのようなケツ一気の競馬ではハッキリ厳しいと思いますよ。そこを武豊騎手がどう考えているか…。ちなみに、先ほど挙げたディープインパクトは、前哨戦の阪神大賞典の段階で6-6-4-2という通過順の競馬を試していました。さて、キズナは?


閑話休題。最後のポイントに映ります。何と言っても、このポイントを無視するわけにはいかないでしょう。今の京都はとにかく時計がバカみたいに速いです。

先週土日の馬場差は土曜日が-2.1秒で日曜日が-2.2秒。土曜の3歳未勝利戦でレコードが飛び出し、マイラーズCの勝ち時計は1.31.4秒とこれまたレコード。この時期の京都芝が高速状態になることは珍しいことではありませんが、今年は特に速いと思います。

週中に雨が降ったらしく、その影響をどう見るかが難しいところですが、気温がかなり上がっていることを考えても開催日にはすっかり回復している可能性が高いと考えています。ひょっとしたら先週ほどではないかもしれませんが、基準より1.5秒程度は速い馬場で行われることが想定されるとすれば、やはり“高速耐性”というテーマを無視することはできません。


というわけで、今年の天皇賞・春のテーマは…

『先行~好位から競馬ができる馬で、高速耐性のある、凱旋門賞血統保持、内包馬』

ということになります。このテーマを満たす存在は、

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境和樹の馬券ネオメソッドとは?

『人気沸騰』『話題騒然』今、最も注目されている新進気鋭の実力派予想家【境和樹】の穴の単複1点勝負。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」

境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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