穴馬券ネオメソッド(予想公開編)
今開催の集大成と位置付ければ…
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【穴馬券ネオメソッド】
中京11R・高松宮記念(芝1200m)
新装後、3度目となる高松宮記念。今年のポイントは、「過去2年とは圧倒的にメンバーのレベルが違う」ということだと思います。
これまで2回はロードカナロアとカレンチャンというトップスプリンターが出走し、昨年3着のハクサンムーンはとりあえずとして比較的順当な決着となっていたこのレースですが、今年はロードカナロアが引退し、主軸となる王者が不在、メンバー間の力差がほとんどありません。適性の差や血統傾向への合致といった補完要素で、能力の差はいくらでも逆転可能でしょう。一番強い馬がどれか?ではなく、一番“合っている”馬がどれか?その発想から買う馬を選ぶべきレースだと考えています。
また、過去2回と明らかに異なった性質になっているということは、このレースの解法を探る上でもうひとつ重要な意味を持ちます。すなわち、『どの馬にもチャンスがある混戦レースだ』という、今年は馬券的に楽しみだなぁ的な側面を持つ一方で、『過去2回の結果を検証しても、今年のレースに嵌ってこない可能性がある』という意味も持つということです。
過去2回は、能力的に抜けていたトップスプリンターがその力通りの走りを見せた結果であり、血統や適性といった『能力差を埋める要素』の重要性があまり高くなかった(それらの要素が結果に反映されていない)可能性が高いわけです。別の言い方をすれば、『新装後の高松宮記念に関しては、いまだレース適性が表面化していない』ということ。強い馬が強いレースをした過去2回は、レース適性の問題ではなく能力が決めた結果。このレースで好走するための特殊な要素、すなわち適性はいまだ表に出てきていない可能性が極めて高いわけです。
となれば、過去2回の結果から傾向を分析しても正しい道を歩める保証はありません。たとえば、
「ロードカナロアが2年連続で馬券になっているから、キングカメハメハ産駒に適性がある」
という分析は、必ずしも的を得ているとは言えないということです。ロードカナロアはレース適性に乗っかって好走したのではなく、単純に能力が抜けていたから好走したと考える方が自然ですし、それだけ能力が抜けた馬がいたことで、『高松宮記念に対する適性』を持った馬が埋もれてしまっているわけです。
高松宮記念というレースそのものが要求している要素、すなわちレース適性は今年から数年の結果を分析した結果として発見できればいいでしょう。少なくとも、今年に関しては過去2年の結果にとらわれることはババを引かされることに繋がると判断しました。
というわけで私は、今年の高松宮記念のアプローチとして『直近の中京芝1200mの血統傾向』を重視することに決めました。現状で最も鮮度の高い適性要素(しかも、後述する通りかなり顕著)。冒頭にも述べた通り、今年は各馬の能力差がほとんどないと思っているので、こういった適性の力で多少の能力差なら逆転可能でしょう。
さて、それでは今年の“武器”をご紹介。今開催の中京芝1200mには極めて顕著な血統傾向が存在しています。
『ヌレイエフの血』
これです。
【今開催の中京芝1200mとヌレイエフ系保持、内包馬】
2日目11RトリトンS
1着13番人気フレデフォート(母父Caesour@ヌレイエフ系)
ヌレイエフ系保持、内包馬の成績:①④⑮着
3日目12R刈谷特別
2着9番人気タガノレオーネ(父ストラヴィンスキー@ヌレイエフ系)
ヌレイエフ系保持、内包馬の成績:②着
4日目5R3歳未勝利戦
1着2番人気レッドレイチェル(母父パントルセレブル@ヌレイエフ系)
2着3番人気ヨッテウタッテ(母母父シアトリカル@ヌレイエフ系)
3着5番人気セクシイガール(父母父ヌレイエフ)
ヌレイエフ系保持、内包馬の成績:①②③着
一応、改めて申し上げておきますが、私は、
保持:『父か母父に持っている』
内包:『母母父、父母父に持っている』
と定義付けしています。このことを念頭に改めて今開催ここまで行われた中京芝1200mとヌレイエフの関係を見てください。
今開催の中京芝1200mにおけるヌレイエフ系保持、内包馬の成績
(2-2-1-2/7)
必ずしも多いとは言えない中、やたらと来ていることがお分かりいただけると思います。しかも、開幕週から2週続いているわけですから、先ほども指摘した通り、過去の傾向が参考になりづらい、ヒントの少ない今年の高松宮記念において、これは十分“武器”になり得るはずです。
今年の高松宮記念は、今開催の中京芝1200mの傾向を根拠に、「ヌレイエフ系保持、内包馬」を狙います。出走馬の中に1頭だけいました、該当馬が。
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