馬券ネオメソッド(公開馬券編) [2013年11月24日]
東京芝2400mでパフォーマンスが上がるのは…
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【日曜の穴馬券ネオメソッド】
東京11Rジャパンカップ 芝:2400M
東京芝2400mで行われるGⅠにおいて『サンデー×ダンチヒ』という配合が強いということは、常々指摘している通り。昨年はその傾向に誠実に、ジェンティルドンナに◎を打ちましたが、今年は昨年以上に妙味がないでしょう。さすがに買う価値を見出すことができません。その他にこの黄金配合を満たす馬はいませんので、今年は別の傾向で攻めることにします。
まずはジャパンカップそのものの血統傾向から。このレースは『トニービン』『ノーザンテースト』の血が非常に効果的に働きます。
【ジャパンカップとトニービン】
12年3着ルーラーシップ(母父トニービン)
11年2着トーセンジョーダン(父ジャングルポケット)
11年3着ジャガーメイル(父ジャングルポケット)
09年2着オウケンブルースリ(父ジャングルポケット)
ジャガーメイルは10年にも僅差の4着と健闘していますし、オウケンブルースリも08年に僅差5着。そもそもジャングルポケット自体がこのレースの勝ち馬ですし、その意味でもかなりこのレースと相性が良い系統であることが分かります。
【ジャパンカップとノーザンテースト】
12年2着オルフェーヴル(母母父ノーザンテースト)
12年3着ルーラーシップ(母母父ノーザンテースト)
11年2着トーセンジョーダン(母父ノーザンテースト)
11年3着ジャガーメイル(母父ノーザンテースト)
08年1着スクリーンヒーロー(母母父ノーザンテースト)
天皇賞・秋でも重要血統となるノーザンテーストは、このレースでもやはりマークが必要な血統。特に内包馬、これは見落としがちなので注意が必要です。
普通であればこの血統傾向をベースに考えることになるところです。
ただ、今年のメンバーを見渡すと該当するのは[05]トーセンジョーダン(父ジャングルポケット、母父ノーザンテースト)、[15]スマートギア(母母父ノーザンテースト)の2頭。正直、ちょっと買いづらいですね。ともにピークを過ぎた感のある高齢馬。血統的にパフォーマンスを上げる余地はあると思いますが、近走の冴えない成績から急激に良化しろと期待するのはいささか酷というものでしょう。
そこで、ここはもうひと捻り『トニービン内包馬』に注目したいと思います。サンデー×トニービンのハーツクライ、この血に託してみたいのです。
このレースと相性の良いトニービンの血を持っていることが最大の強調点ですが、そもそも、ハーツクライは東京芝2400mに高い適性を持っています。
【東京芝2400m過去3年】 |
順位 |
種牡馬 |
着別度数 |
勝率 |
連対率 |
複勝率 |
単回収 |
複回収 |
1 |
ディープインパクト |
12- 5- 7-48/72 |
16.70% |
23.60% |
33.30% |
124 |
88 |
2 |
ゼンノロブロイ |
9- 2- 4-28/43 |
20.90% |
25.60% |
34.90% |
204 |
132 |
3 |
ハーツクライ |
7- 9- 5-22/43 |
16.30% |
37.20% |
48.80% |
134 |
100 |
4 |
キングカメハメハ |
7- 4- 8-44/63 |
11.10% |
17.50% |
30.20% |
73 |
76 |
5 |
ステイゴールド |
5- 7- 8-47/67 |
7.50% |
17.90% |
29.90% |
41 |
69 |
東京芝2400mの考え方として『ゼンノロブロイとハーツクライを重視』とご紹介したことは過去にもあったと思いますが、この2頭は上記表が示す通り、この条件と本当に相性が良いんですね。これを使わない手はないでしょう。
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