馬券ネオメソッド(公開馬券編) [2013年10月14日]
ニジンスキー系内包馬
【月曜の穴馬券ネオメソッド】
東京11R府中牝馬S 芝1800M
◎(8)ゴールデンナンバー
昨年はディープインパクト産駒の人気馬が飛び、テレグノシス産駒とファルブラヴ産駒がワンツーを決めたこのレースですが、元来、このレースはちょっと主流からズレた血統が好走しやすいというイメージがありました。ということで、昨年、私は「鈍足血統を狙う」というテーマを掲げてこのレースに挑みました。本命を打ったのはブライアンズタイム産駒のレインボーダリア。9番人気4着ならよく走った方とも言えますが、負けは負け。もっと鈍足、マイナー血統を狙えば良かったと少し後悔したものです。
まあ、方向性としては間違っていないと思いましたので、今年も同じテーマで攻めようと考えていました。しかし…ロクな鈍足血統がいない!強いて挙げればコスモネモシンのゼンノロブロイかなぁという感じですが、前走10番人気で激走した後、明らかに後追いになってしまうのでこれはいけません。ファルブラヴ産駒のスピードリッパーも同様。さて、どうしたものかと思案していました。
しかし、そんな経緯で改めて過去のこのレースの結果を見直してみたところ、ちょっと見逃せない血統傾向を見つけてしまいました。まさに、最新の府中牝馬Sにおけるトレンド血統と言っていいでしょう!せっかく見つけたわけですし、今年はこのトレンド血統の波に乗ってみたいと思います。
府中牝馬Sのトレンド血統とは?それは、
「ニジンスキー系内包馬がやたらと来ている」
ということです。
【府中牝馬Sとニジンスキー系内包馬】
12年1着マイネイサベル(母母父マルゼンスキー)
11年1着イタリアンレッド(母母父カーリアン)
10年1着テイエムオーロラ(母母父カーリアン)
09年1着ムードインディゴ(父母父ニジンスキー)
09年2着ベッラレイア(母父ボールドスキ)
07年2着アサヒライジング(父母父マルゼンスキー)
とまあ、こんな具合に、ニジンスキーの系統を内包している馬が、近年、やたらと来ているという傾向が浮かび上がってきたわけです。ベッラレイアに関しては、私が普段使っている定義からすると内包ではなく保持に当たりますが、当然、内包は保持より広い意味なので、内包が良くて保持がダメということにはならないでしょう。
しかも、
【府中牝馬Sとニジンスキー系内包馬の数)
2012年1頭 着順①
2011年1頭 着順①
2010年2頭 着順①⑭
2009年4頭 着順①②④⑱
2008年7頭 着順③④⑧⑨⑫⑰⑱
過去5年でのべ15頭が出走して4勝2着1回3着1回。率に直すと勝率26.7%、連対率33.3%、複勝率40.0%。この数字自体を平凡と見ることは可能だと思いますが、たとえば2010年の⑭着馬は09年の勝ち馬ムードインディゴですし、2008年の⑱着馬は、前年2007年の2着馬アサヒライジング(ちなみに、約1年ぶりの実戦で脚元が悪かったらしいです)でした。この2頭は好走実績の方と相殺しても問題ないでしょう。
しかも、年を追うごとにどんどん確率が上がっているところもポイント。冒頭で「トレンド血統」という表現を使いましたが、まさに、近年になって重要性を増している血統傾向と見ることができるわけです。
府中牝馬Sは『ニジンスキー系内包』がトレンド血統理論!この考え方で今年は攻めてみたいと思います。
今年のメンバーでは
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