馬券ネオメソッド(公開馬券編) [2013年2月16日]
なぜ条件戦上がりが好走するのか?
【土曜の穴馬券ネオメソッド】
東京11RダイヤモンドS 芝3400m
◎(4)ノーステア
このダイヤモンドSは、毎年のように「前走条件戦の馬」が馬券になります。
【前走条件馬の好走例】
12年2着ギュスターヴクライ 1600万下(東京芝2400m)1着
11年3着キタサンアミーゴ 1600万下(京都芝2400m)1着
10年2着ベルウッドローツェ 1000万下(中山芝2500m)1着
09年1着モンテクリスエス 1600万下(中山芝2500m)1着
09年3着スノークラッシャー 1000万下(中山芝2200m)1着
08年2着コンラッド 1600万下(中山芝2500m)1着
08年3着レーザーズエッジ 1000万下(京都芝2200m)4着
ざっと過去5年分だけ列挙しましたが、このレースが3400mで施行されるようになった04年から、「前走条件戦の馬」は毎年馬券に絡んでいます。特に1600万下戦から臨んだ馬の成績は…
前走1600万下の馬
成 績 1-6-2-17/26
勝 率 3.8%
連対率 26.9%
複勝率 34.6%
勝率こそ一息ですが、連対率と複勝率は驚異的なレベル。通常の重賞では考えられない数字です。なぜ、こんなことが起こるのか、ここに、この超変則条件の特徴が存在します。
【格上挑戦が馬券になる理由】
1.いわゆる実績馬にロクな馬がいない
2.ハンデが軽い
3.特殊条件で眠っていた適性が覚醒する
この3つです。これはこのレースに限らず変則的な条件で行なわれるレースでは常に意識すべきことです。
基本的に、こんなおかしな条件に使ってくる馬達ですから、どう頑張っても歯が立たないというような抜けた馬なんているわけがありません。そういう馬はこのレースを使いませんから。昨年、天皇賞・春の勝ち馬マイネルキッツや菊花賞勝ち馬オウケンブルースリがサッパリの結果に終わりましたが、典型例ですね。いずれも近走の結果は決して悪くなく、「まだ終わっていない」という評価も可能だったと思いますが、結局、結果を出すことはできませんでした。言い方は悪いですが、このレースに使ってくる実績馬なんてそんなものです。そうなると、条件戦を好走して臨んでくる馬の勢いの方がよっぽど恐いですよね。
ハンデが軽いという点に関しては、正直、本質的な理由ではないと思っていますが、軽い方が重いより有利であることは明らかですから、まあそれなりの影響はもたらしているのでしょう。どうしても実績のある馬のハンデは重くなり、格下の馬は軽くなりますからね。
そして最後のポイント、これが一番重要です。
芝3400mという条件は、一目瞭然で特殊です。だからこそ、一般的に行なわれている条件とは異なった適性が要求されます。そして、ここに適性理論の原則が当て嵌まります。すなわち
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