馬券ネオメソッド(公開馬券編) [2013年1月19日]
穴の肝は、勝ち馬とは別のタイプ
【土曜の穴馬券ネオメソッド】
京都11R京都牝馬S 芝1600m
◎(5)クィーンズバーン
最近の京都牝馬Sは、「速い上がりを使える差し馬が勝ち、ほとんど切れない先行馬が雪崩れ込んで穴を開ける」という傾向にあります。人気順で決まった昨年は度外視するとして、11年は9番人気のサングレアズールが好位から粘り込んで3着(ちなみに、この年はこれが本命でした)、10年は7番人気ベストロケーションが2着という具合です。
基本的には速い上がりが必要なコースなので、切れる馬を上位に買うのは大事なことですが、先行して雪崩れ込む1400mっぽいタイプを忘れずに買うことで、連系の馬券にも対応できるという寸法。逆に、切れる馬同士で買っていると、意外と2~3着が抜けて悶絶することになります。
さて、それではこのレースの特徴を挙げてみましょう。ここに、このレースで雪崩れ込む穴馬のパターンが見えてきます。
1.サンデー系産駒で、ミスプロに代表されるダート血統を母系に持っていたケース
11年2着ヒカルアマランサス(母父ボールドルーラー系)
10年1着ヒカルアマランサス(母父ボールドルーラー系)
10年3着ザレマ(母父ミスプロ系ザフォニック)
09年3着ザレマ(母父ミスプロ系ザフォニック)
08年1着アドマイヤキッス(母父ミスプロ系ジェイドロバリー)
08年2着ザレマ(母父ミスプロ系ザフォニック)
06年2着チアフルスマイル(母父ミスプロ)
2.サンデーと同じヘイロー系ながら、異流の血(サンデー系ほど切れない)を持っていた馬
07年2着ウイングレット(父タイキシャトル←サンデーと同じヘイローからデヴィルズバッグを経由)
06年1着マイネサマンサ(父ディアブロ←サンデーと同じヘイローからデヴィルズバッグを経由)
3.サンデーを持たず、ダート血統で引っ張り上げられた馬
11年3着サングレアズール(父クロフネ)
10年2着ベストロケーション(父クロフネ)
09年1着チェレブリタ(父ブラックホーク←現役時代のイメージとは違い、産駒はダートで好走しやすい)
あの激甘キャラでお馴染みのザレマが、3年連続で馬券に絡んでいること(しかも、一度も勝っていない)が示唆する通り、上記したような“非”瞬発力血統、タイプが1頭は好位~先団から雪崩れ込んでくると思っておいた方がいいわけです。
穴の狙い方としては、「ダート血統に代表される非瞬発力血統を持っている馬で、1400mっぽいタイプの馬」を探せということになるんじゃないでしょうか。
昨年もちょっと狙っていたのですが、今年も凝りずに
5.クィーンズバーンを本命にしたいと思います。スペシャルウィークにオジジアンという、サンデー×ダート血統という配合のこの馬。しかも
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