馬券ネオメソッド(公開馬券編) [2012年12月22日]
先週の朝日杯とは真逆のテーマ
【土曜の穴馬券ネオメソッド】
阪神11RラジオNIKKEI杯2歳S 芝2000m
◎(1)ラウンドワールド
毎年言われることですが、翌年のクラシックの中核を担うであろう存在が出走するこのレース。一時は朝日杯FSの価値が持ち上げられた時期もありましたが、やはり、このレースがクラシック直結性という意味では勝るでしょう。特に、今年の朝日杯FS上位馬はマイラー色が強いですから、より一層、来年に向けてという意味でこのレースの持つ意味は大きいと思います。
そんなラジオNIKKEI杯2歳Sの特徴は以下の通りです。
1.ナスルーラ系保持馬の成績が良い。
2.クラシックを展望する素質馬、素質血統は素直に評価。
3.未勝利勝ちからの臨戦は軽視。
4.凡走経験のある馬は評価を下げる。
まず血統面。正直、あまり極端な傾向があるわけではありませんが、過去の好走血統を見渡すと、「父か母父にナスルーラの血を持っている馬」の好走率が高いことに気付きます。
【ナスルーラ系保持馬の同レース好走例】
10年5番人気3着コティリオン(母父トニービン)
09年2番人気2着コスモファントム(父スティーヴンガットイーヴン、母父パリハウス)
09年7番人気3着ダノンシャンティ(母父マークオブエスティーム)
08年1番人気2着リーチザクラウン(母父シアトルスルー)
08年7番人気3着トゥリオンファーレ(母父ジャッジアンジェルーチ)
07年1番人気2着サダムイダテン(母父サクラユタカオー)
07年6番人気3着メイショウクオリア(母父ラーイ)
06年1番人気1着フサイチホウオー(父ジャングルポケット)
06年3番人気2着ヴィクトリー(母父トニービン)
ナスルーラ系は、主流4系統の個性がそれぞれ異なるので、大枠で「ナスルーラ系」と括る場合には、単純な傾向と見た方が良いと思います。上記した好走ナスルーラのタイプを考えても、あまり共通項は見られません。下手に踏み込むより、単純にナスルーラの血を持っている馬を探した方が早いし間違わないと思います。
また、“クラシック非直結性”がテーマだった先週の朝日杯FSとは異なり、このレースはクラシックにモロに直結しますから、血統的にもそれが展望できるだけの素質を感じさせたいところ。また、馬の個性として大物感のあるレースをした馬は評価しておいた方がいいでしょう。
今度は臨戦過程からのポイント。まず、未勝利勝ちから臨んだ馬は極端に成績が良くありません。過去10年で(0-0-2-26/28)という成績。複勝率7.1%なら無視して構わないでしょう。
また、翌年のクラシックを狙うような逸材が有利なレースですから、この時点で明らかな凡走経験がある馬もマイナスです。まだ成長の余地が残されている段階ともいえますが、裏を返せば
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