馬券ネオメソッド(公開馬券編) [2012年12月9日]
阪神JFのトレンド穴予想
【日曜の穴馬券ネオメソッド】
阪神11R阪神JF 芝1600m
◎(12)エイシンラトゥナ
ジョワドヴィーヴル、レーヴディソール、アパパネ、ブエナビスタ、トールポピーそしてウオッカ。まさに名牝が名を連ねるこのレースの勝ち馬。翌年の桜花賞と同じ条件で行なわれることもあって、クラシック級の素質馬に目が行きがちなレースです。
しかし、このレースの馬券のポイントは、実は全く別のところにあります。
阪神JFの穴馬券のポイントは、それは…
「ダート血統保持馬」
「1200m~1400mに適性がありそうな持続力血統」
これを、いかに捕まえるかです。例を挙げてみましょう。
【阪神JFで好走した特徴的な穴馬】
11年8番人気2着アイムユアーズ(父ファルブラヴ、母父エルコンドルパサー)
10年4番人気2着ホエールキャプチャ(父クロフネ)
10年8番人気3着ライステラス(父ソングオブウインド、母父スピードワールド)
09年5番人気2着アニメイトバイオ(母父フレンチデピュティ)
09年6番人気3着ベストクルーズ(父クロフネ)
07年8番人気2着レーヴダムール(父ファルブラヴ)
人気で好走した馬の中にも、09年1着アパパネ(父キングカメハメハ、母父ソルトレイク)、08年3着ミクロコスモス(母父マーケトリー)、07年3着エイムアットビップ(父アグネスデジタル)、06年2着アストンマーチャン(父アドマイヤコジーン)といった具合に、とにかく、このレースには、「ダート的要素」や「1400m的要素(=スピードの持続力)」が極めて重要であるという真のテーマが存在するんです。
地力の問われやすいコースなので、クラシックを勝つような素質馬が結果を残すことが多いことは確かです。それは、冒頭にも述べたように、過去の勝ち馬のその後の成績が証明しています。
しかし、実際に穴馬券の肝となっているのが、「ダート血統」「1400m的持続力ホース」という、およそクラシックとは縁のなさそうな血統であるということも、上記に挙げた例から明らか。このことから目をそむけてはいけません。ここにこそ、阪神JFを獲るための(獲り切るための、と言った方が正確かもしれませんね)大切なポイントは存在します。
2歳のG1と言われると、何となく将来性やポテンシャルを意識してしまいがち。そして、阪神外回りと言われると、溜めてビュンと切れる瞬発力をイメージしてしまいがち。このことから、一般ファン方の多くは、「溜めて切れるような素質馬」に目を奪われます。
しかし、実際の馬券の肝はもっと別のところにある、だからこそ、このレースは荒れるわけです。レースで要求されている要素と、世間が評価する要素が異なることで不自然な人気が形成されるからです。とても予想できないような突然変異的な穴馬が激走して荒れるんじゃありません。評価されるべき要素を評価されていない馬が“順当に”来るから荒れるんです。実は、阪神JFの馬券のポイントはココにあります。
馬券の鍵を握る「ダート血統」「1400m的持続力」をキーワードに、この一戦でこそ買うべき馬を“素直に”買うべきです。今年で言えば、
12.エイシンラトゥナでしょう。
ダンチヒ系×ミスプロ系の非サンデー配合。クラシックには縁遠いであろう明らかな1400m血統ですが、これこそこのレースで穴を開ける典型例。この配合ですから、将来的には間違いなく1200m~1400m、もしくは、父の個性からダート路線で活躍することでしょう、というより、その路線に活路を見出さない限り、低迷することは目に見えています。しかし、だからこそこのレースで買う価値があるのです。こういった、際立った1400m適性、非クラシック性こそが狙い目であることは、ここまで書いてきたとおり。初の右回りをよほど苦にするようなことがなければ、一発狙えるはずです。
3着滑り込みの可能性が最も高いでしょうから、馬券的には複勝が勝負馬券。あとは3連複でしょう。ブツけるのは
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