馬券ネオメソッド(公開馬券編) [2012年11月17日]
スタミナ血統を穴で狙うレース
【土曜の穴馬券ネオメソッド】
東京11R東スポ杯2歳S 芝1800m
◎(9)ケンブリッジサン
昨年は12番人気のマイネルディーンに本命を打って獲ることができたこのレース。今年もクラシック級の素質馬の影に隠れた穴馬を、血統傾向を武器に狙ってみたいと思います。
ちなみに、昨年お世話になったマイネルディーンは、先週の福島でかなり強い勝ち方をしています。元々、昨年のこのレースの段階で成長が遅いことは承知していましたが、ようやく本物になった印象。今後の活躍も楽しみだと申し上げておきます。
さて、東スポ杯2歳Sの話に戻りましょう。このレースのポイントは以下の通り。
1.穴の肝はスタミナ血統
2.先行~好位で結果を出していないとダメ
3.人気馬は強いが、人気馬だけで決まることもない
まず、圧倒的にスタミナ血統の重要性が高いといえます。欧州血統、長距離G1血統、鈍重血統を持っている馬で、人気がないところを狙うと穴馬券が引っ掛かりやすいという傾向があります。
【スタミナ血統の好走例】
11年3着マイネルディーン 父ダンスインザダーク
10年3着フェイトフルウォー 母父メジロマックイーン
09年2着トーセンファントム 母父トニービン
08年1着ナカヤマフェスタ 母父タイトスポット
もっと遡ると、05年2着メイショウサムソン(父オペラハウス、母父ダンシングブレーヴ)、04年3着ニシノドコマデモ(母父サッカーボーイ)、99年のジョウテンブレーヴ(ダンシングブレーヴ)、トップコマンダー(コマンダーインチーフ)のワンツーなどなどといった実績があります。昨年の勝ち馬ディープブリランテも、母系はリヴァーマン×バステッドというコテコテのスタミナ血統でした。
こういった、スタミナに秀でた血統を持っている馬が強いということは、単純な血統傾向として覚えておいた方がいいでしょう。
次に、臨戦過程の問題。距離を延ばしてくる馬、1800mを使い続けている馬、距離を短くしてくる馬と、ローテーションは様々ですが、共通しているのは「先行~好位から脚を使っている」という点。これはこのレースに限らず、2歳戦全般に言えることですが、後ろからドカンと脚を使って好走しているようなタイプは、基本的に危ないものです。
ある程度前に行って、かつ、脚をちゃんと使っている馬(上がり1位~3位に入っていることが望ましい)を選ぶべき。後ろからの競馬で好走して人気になっているような馬は、疑ってかかっておいた方がいいでしょう。今年でいえばザラストロ。血統的には長距離G1血統のホワイトマズルに母父ダンスインザダークと絶好に映るのですが、これまでのキャリアで好位より前に位置したことがありません。これは大幅割引が必要となってしまいます。
一番最後のポイントは単なる傾向ですが、クラシックでも主役を張るような大器が順当に好走する一方で、不思議と人気薄が最低1頭は紛れ込む(2頭来るケースも頻発!)のがこのレースの特徴。穴から狙う手は十分に成立すると考えてください。
というわけで
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