馬券ネオメソッド(公開馬券編) [2012年11月10日]
ダート血統、フレンチの血が重要
【土曜の穴馬券ネオメソッド】
京都11RファンタジーS 芝1400m外
◎(15)メイケイペガムーン
今年のファンタジーSで注目したポイントは以下の2つです。
1.このレースはとにかくダート血統が有利!
2.1400mのアドマイヤムーンを証明する!
最初に、レース自体の傾向として、「ダート血統が非常に強い」という点を挙げておきます。
一昨年がマルモセーラ◎(1着)、昨年がニコールバローズ◎(13番人気5着、2着から0.1秒差!)と、血統傾向を重視して選んだ馬が好走してくれているこのレース。そのポイントとは、ダート血統重視ということ。特に、フレンチデピュティの系統は最重要としておきます。
【過去に好走したダート血統保持馬】
11年4人2着アンチュラス(母父ワイルドゾーン@ニアークティック系)
10年4人1着マルモセーラ(父クロフネ)
10年7人2着ホーマンフリップ(母父フレンチデピュティ)
10年5人3着ホエールキャプチャ(父クロフネ)
09年8人1着タガノエリザベート(母父ストームキャット)
09年5人2着ベストクルーズ(父クロフネ)
07年4人1着オディール(父クロフネ)
06年2人2着イクスキューズ(父ボストンハーバー)
05年1人1着アルーリングボイス(父フレンチデピュティ)
そもそも、2歳戦はダート血統が強いという特性があります。特に、1400m前後のレースに関しては、その傾向が強くなります。
理由は簡単。ダート血統の方が完成が早いからです。そして、その完成の早さに加えて2歳戦で重要になるのが、スピードと持続力。その全ての要素が、ダート血統の領域にあるというわけです。
もっと噛み砕いて言ってしまえばこういうことです。2歳戦ですからね、素質はあっても完成されていない馬も多いわけですよ。先々はどうか別として、現時点なら素質馬よりも完成の早い馬、血統の方が有利なわけです。また、力の付き切っていない2歳馬同士の戦いなら、圧倒的にスピードがある馬に利があるわけです。そのスピードを持続する力があれば、だいたい押し切れてしまいます。
この「ダート血統優勢」という傾向に、1400mという条件のポイントを付け加えます。そう、何度も書いている「1400mのアドマイヤムーン」ですね。このアドマイヤムーンという種牡馬は、本当に1400m適性が高いんです。昨年の京王杯2歳Sを勝ったレオアクティブを筆頭に、1400mにおいては“名前だけで買える”種牡馬です。
というわけで今年、
15.メイケイペガムーンを本命にしました。父が1400m巧者ぶりを指摘し続けているアドマイヤムーンで、母が宇都宮の星として活躍したベラミロード。母系からダート適性、父方から1400m適性を受け継ぐ、ほぼパーフェクトな存在がこの馬です。この時期にキャリア3戦、オープン3着(8頭立てですが)という戦績は大きなアドバンテージにもなりますし、休み明けが嫌われるようなら積極的に手を出したい存在と言えます。
フレンチの系統を持っているという点から、一番に名前が挙がるべきはストークアンドレイ(父クロフネ)ですが、再三、本当に再三申し上げているとおり、函館2歳Sの好走馬は深追い厳禁。だいたいロクなことになりません。というわけで、今回はもう押さえの評価で十分。同じフレンチ系でも
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