馬券ネオメソッド(公開馬券編) [2012年10月20日]
欧州血統、そしてニジンスキー天国
【土曜の穴馬券ネオメソッド】
東京11R富士S 芝1600m
◎(18)クラレント
この富士Sというレースは、「欧州血統保持馬」が強く、中でも「ニジンスキー系」と極めて相性が良いレースです。
【欧州血統保持馬の好走例】
11年1着エイシンアポロン 母父サドラーズウェルズ
11年2着アプリコットフィズ 父ジャングルポケット@トニービン
11年3着マイネルラクリマ 父チーフベアハート
10年2着ライブコンサート 父シングスピール@サドラーズウェルズ系
08年2着リザーブカード 母父ベーリング
08年3着バトルバニヤン 父ジャングルポケット@トニービン
【ニジンスキー系保持馬の富士S実績】
10年3着ガルボ 母父ジェネラス
09年3着マイケルバローズ 母父ロイヤルアカデミー
07年1着マイネルシーガル 父ゼンノエルシド
07年2着マイケルバローズ 母父ロイヤルアカデミー
05年1着ウインラディウス 母父マルゼンスキー
【準・ニジンスキー系保持馬の成績】
10年1着ダノンヨーヨー 父ダンスインザダーク
08年1着サイレントプライド 母母父ニジンスキー
とまあ、明らかな血統傾向が出ているわけですね。
ほとんど毎年のように、ダラダラと11秒台のラップが並ぶ、息の入らないスタミナ比べになるのがこのレースの特徴。そんな流れが、欧州的なスタミナと底力を要求するという仕組みです。
【参考】過去の富士Sのラップ推移
11年 12.2-11.0-12.1-12.2-12.1-11.5-11.2-12.7
10年 12.1-11.2-11.7-11.8-11.5-11.1-11.2-12.2
09年 11.9-10.8-11.7-12.0-11.9-11.5-11.6-11.9
08年 12.3-10.9-11.4-11.5-11.8-11.2-11.3-12.3
07年 12.5-10.8-11.6-11.5-11.8-11.2-11.9-12.0
※11年が例外的にも見えますが、この年は不良馬場で行われており、馬場差を考えれば例年同様、ハイラップでレースが進行しているという理解が可能になります。
さて今年。出走馬を見るとサンデー系産駒が多く、非サンデー系産駒でもキングカメハメハやタニノギムレットといった名前が並んでいます。素直にニジンスキー系を持っている馬といえば、母父ジェネラス、一昨年の3着馬ガルボくらいのものですが、ココはもう一捻り、埋もれたニジンスキー系保持馬、すなわち上記した“準・ニジンスキー系”から、ダンスインザダーク産駒の
18.クラレントが絶好です。母父ダンシングブレーヴという点も強調材料。コテコテの欧州血脈を母父から受け継いでいる、ニジンスキー内包馬というキャラクターは、まさにこのレースに打ってつけでしょう。
前走は内で詰まってまるで競馬になっていませんし、この舞台と言えばNHKマイルC3着の舞台。前進の期待は高まるばかりです。
基本は単複ですが、ニジンスキー馬券ということで
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