馬券ネオメソッド(公開馬券編) [2012年8月19日]
スタミナ比べ、忘れがちな小回り実績に注目
【日曜の穴馬券ネオメソッド】
札幌11R札幌記念 芝2000m
◎(5)フミノイマージン
札幌記念のポイントとは?過去の傾向を分析すると…
1.長距離G1でも対応できる長距離適性のある血統が強い
2.コーナー4つの重賞で好走した実績がある馬が強い
この2つのポイントが浮かび上がります。
たとえば、昨年の勝ち馬トーセンジョーダン、08年の勝ち馬タスカータソルテを輩出したジャングルポケットは、オウケンブルースリ、ジャガーメイルで長距離G1制覇。2年連続で穴馬券になっているアクシオンの母父ディキシーランドバンドは、菊花賞馬デルタブルースの母父でもあります。
タフな洋芝の上で行われるコーナー4つ、加えて、G1級の馬も出走するハイレベルなレース。当然のことながらスタミナの要求値が高まり、必然的に長距離G1にも対応できるような持続力、持久力が要求されるという寸法です。
もうひとつのポイントも、このレースで要求される持続力と持久力の裏付けとなる材料。コーナー4つの重賞においては、すべからくこの能力が要求されますから、「コーナー4つの重賞で好走した実績がある馬」は、ここまでの実績で既にこのレースに対応し得る能力を証明していることになるわけです。
【コーナー4つの重賞実績】
11年1着トーセンジョーダン(AJCC1着、AR共和国杯1着)
11年2着アクシオン(中山金杯1着)
10年1着アーネストリー(中日新聞杯1着)
10年2着ロジユニヴァース(札幌2歳S1着、弥生賞1着)
09年1着ヤマニンキングリー(中日新聞杯1着)
09年2着ブエナビスタ(オークス1着)
08年1着タスカータソルテ(中京記念1着、京都新聞杯1着)
08年2着マツリダゴッホ(オールカマー1着、AJCC1着)
ブエナビスタのオークスは、少し意味が違う感じもしますが、それを除いても連対馬のほとんどが「コーナー4つの重賞」を勝っていたことが分かります。特に、中京や小倉の1800m~2000mの重賞を勝っていると期待値は高まります。以前から指摘しているとおり、ローカル重賞ではエンジンの着火点が早まる関係で、かなり持続力と持久力の要求値が高まります。
以上の傾向を満たす馬を、今年のメンバーから探します。浮かび上がるのは
5.フミノイマージンですね。
父マンハッタンカフェは、自身が菊花賞、天皇賞・春を勝っており、その産駒ヒルノダムールが天皇賞・春を勝っている、典型的長距離G1血統。おまけに、母父ディキシーランドバンドは、菊花賞馬デルタブルースの母父であり、このレースで2年連続で穴馬券になっているアクシオンと同じです。
また、フミノイマージン自身、愛知杯、マーメイドSでコーナー4つの重賞を制覇、これで要件を満たしました。
このレースと抜群の相性を誇る牝馬ということも含め、今年はこの馬から馬券を買いたいと思います。
相手は
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