馬券ネオメソッド(公開馬券編) [2012年6月10日]
馬券の肝は長距離G1血統
【日曜の穴馬券ネオメソッド】
東京11RエプソムC 芝1800m
◎(17)シルクアーネスト
動画で解説 ~エプソムC(G3)~
エプソムCの注目血統は、長距離G1で好走馬を出した血統を持つ馬を狙うということ。スピードと瞬発力に秀でたサンデーサイレンス産駒の成績が芳しくないレース(過去に勝ち馬1頭のみ。連対率は5.0%という有様)ということからも、長距離戦向きのスタミナと持続力の要求値が高いレースということができます。
【エプソムCで好走した長距離G1血統】
11年1着ダークシャドウ 父ダンスインザダーク
10年1着セイウンワンダー 父グラスワンダー
10年2着シルポート 父ホワイトマズル
09年1着シンゲン 父ホワイトマズル
09年2着ヒカルオオゾラ 父マンハッタンカフェ
08年1着サンライズマックス 父ステイゴールド
08年2着ヒカルオオゾラ 父マンハッタンカフェ
ダンスインザダークはザッツザプレンティ、デルタブルース、スリーロールスと菊花賞馬を多数輩出してますし、グラスワンダーもJC勝ちのスクリーンヒーロー、宝塚記念勝ちのアーネストリーなどを輩出。ホワイトマズル産駒はイングランディーレが天皇賞・春を勝ったほか、アサクサキングスが菊花賞を制覇。マンハッタンカフェならヒルノダムール(天皇賞・春勝ち)ですし、ステイゴールドは三冠馬オルフェーヴル…といった具合です。
今年のメンバーで言えば、
17.シルクアーネストが血統的穴馬として注目できる存在。父は10年のセイウンワンダーと同じグラスワンダー。その産駒の長距離実績に関しては上記の通り。ロベルト系自体、このレースと非常に相性が良く、昨年3着のセイクリッドバレー、上記セイウンワンダー、トップガンジョー、グランリーオと過去に好走馬を連発しています。
ちなみに、冒頭でサンデーサイレンス産駒の成績が非常に悪いことを指摘しましたが、逆に、「母父サンデーサイレンス」は相性抜群。過去の実績といえば、(3-2-1-9/15)勝率20.0%連対率33.3%というもの。この点も
17.シルクアーネストの強調材料となります。
東京コースで大負けしたのは、準オープン勝ち直後に臨んだ安田記念のみというコース巧者でもあり、どんな位置からでも競馬ができる自在性も大きな魅力。格下と侮られるようなら、人気的にも絶好の狙い目となりそうです。
相手筆頭は
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