うまスクエア

【境和樹・穴馬券ネオメソッド】

AM1422kHz・ラジオ日本【日曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が10R～12Rのメイン解説を担当します。(14時40分頃より放送予定)

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日曜・中京7R 中京記念(G3)(芝1600ｍ)

待望の左回り参戦となる⑪キープカルム。前走でひと足先に重賞を獲りましたが、今回はもうひとつ高いパフォーマンスを見せてくれると見ています。

元々、右回りはモタれる面があって勝ち切れなかった経緯。前走も、鞍上の好騎乗と他馬に扶助される格好で真っ直ぐ走れていた印象が強く、やはり左回りの方が良いと感じさせました。

母ダンスアミーガが左回りで3勝を挙げたサウスポーで、妹のカムニャックも、中京で新馬勝ちを果たし、その後、フローラS、オークスと左回りの東京で連勝。この母系が潜在的に左回り向きだということもハッキリしています。

上位拮抗の一戦だけに、そう被った人気にもならないでしょうから、もう一丁に期待する手は成立すると見ています。




新潟6R
中郷特別(芝1800m)
◎③キューティリップ

7/13福島9R織姫賞は、コース適性とトラックバイアスが勝敗を明確に分けた一戦で、掲示板に載った5頭に関しては、高確率で着順の入れ替わりが起こるだろうと推察されます。

当時の福島芝は、馬場差+1.1秒と時計が掛かる馬場でした。また、強い内前有利のトラックバイアスが発生。そんな状況で行われた織姫賞は、逃げたミラーダカリエンテ、それを追い駆けたフォーカルフラワーが1、2着。単勝1.6倍の断然人気だったマリアイリダータですら差し遅れています。
これは能力差ではなく、時計の掛かる馬場に対する適性、トラックバイアスを活かせる脚質、それに付随した小回り適性が影響したもの。ゆえに、コース替わりでこの着順は入れ替わる可能性が高いというわけです。

そこで5着だったのが③キューティリップ。

この馬は、先述マリアイリダータよりさらに後ろから直線は外を選択。位置取り、コース取りともにこれではどうにもなりません。むしろよく掲示板に載ったと評価すべき。勝ち馬とは0.1秒差、後続に3馬身半なら能力の裏付けとしても十分。

シッカリした末脚を使える馬で、そもそも福島より断然新潟外回り向きの個性。強敵が揃った一戦ですが、人気の盲点なら積極的に巻き返しを狙っておきたいところです。

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