【境和樹・穴馬券ネオメソッド】
AM1422kHz・ラジオ日本
【日曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が10R~12Rのメイン解説を担当します。(14時40分頃より放送予定)
京都11R 阪神カップ(G2)(芝1400m)
2023年以降、京都芝1400mで行われた重賞では、
ロベルト系が効果的な働きを続けています。
直近に同コースで行われたファンタジーSで、15人気3着とシンガリ人気をひっくり返してアッと言わせたベルビースタローンは、父がロベルト系ストロングリターン。このレースにおいて、父か母父にロベルト系を持っていた馬は、この馬1頭だけでした。
その前週に行われたスワンSを5人気で勝ったダノンマッキンリーは、父がロベルト系モーリス。17頭立てで行われたこのレースにおいて、父か母父にロベルト系を持っていた馬は、ダノンマッキンリーを含め3頭のみ。
今年初頭に行われた京都牝馬Sは、勝ったソーダズリングが母父シンボリクリスエスで該当。なお、2着ナムラクレア、3着コムストックロード(16人気)は、母母父、父母父がロベルト系で、間接的ながらロベルトに絡んだ馬たちでした。
昨年のスワンSでも、10人気で勝ったウイングレイテストがスクリーンヒーロー産駒、6人気2着ララクリスティーヌが母父タニノギムレット、11人気3着ロータスランドが父ポイントオブエントリーと、ロベルト系保持馬が上位を独占しています。しかも、いずれも人気薄。
これらの結果が示す通り、今、京都芝1400m重賞において欠かすことのできない血統がロベルト系。阪神Cも、ロベルト系保持馬、内包馬の中から、買うべき馬を探します。
①ソーダズリング(母父シンボリクリスエス)
⑥ウイングレイテスト(父スクリーンヒーロー)
⑬ダノンマッキンリー(父モーリス)
⑥ウイングレイテストは、父がロベルト系スクリーンヒーロー産駒。
昨年のスワンSを10人気で制し、血統通りのコース適性を証明している馬。
前走のスプリンターズSは、中間に脚を痛めるなど誤算があって、かつ、大外枠を引かされるという二重苦で力を出し切れませんでした。あの結果は参考外と見ていいでしょう。
立直して状態良化、前走一発で評価急落のここが馬券機です。
中山11Rクリスマスカップ(芝1200m)
◎
⑯クオレス
2走前の内容が着順以上に良かった
⑯クオレス。
2F目に10.2秒を含む前半3F33.5秒のハイラップで、先行馬が壊滅したレース。そこでこの馬は、3番手追走。終い失速の7着も仕方ありません。
番手追走から6着に敗れたハクサンバードが、その後に巻き返しに成功し2勝クラスを勝ち上がったことからも、このレースにおける先行馬が如何に苦しい立場だったか分かります。
前走も期待していたのですが、16着大敗。それでも、残り1F地点までは上位争いに踏みとどまっており、そこから急失速した結果。つまり、直線の長い東京の1400mは長すぎると見ていいでしょう。
今回はスピード性能を活かせる1200mへの短縮。大逆転が期待できます。
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