うまスクエア

【境和樹・穴馬券ネオメソッド】

AM1422kHz・ラジオ日本【日曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が10R～12Rのメイン解説を担当します。(14時40分頃より放送予定)

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東京11R 東京スポーツ杯2歳S(G2)(芝1800m)


ハーツクライ一族が存在感を見せ付ける東スポ杯2歳S。



後継機のジャスタウェイ産駒ダノンザキッドが勝った2020年を皮切りに、毎年1頭以上は馬券に絡んでいるハーツクライ一族。

ジャスタウェイは、翌年も6人気テンダンスを馬券圏内に送り込み、2022年には5人気のガストリックも勝利。

その2022年は、2着ダノンザタイガー、3着ハーツコンチェルトもハーツクライ産駒で、一族が上位を独占することになりました。

昨年も、人気を下回ったものの、ハーツクライ産駒のファーヴェントが3着。昨年の出走馬で、父か母父にハーツクライ一族を持っていた馬はこの1頭だけでしたから、高い適性の一端は示したと言えます。

ちなみに、昨年、4人気で勝ったシュトラウスは、母父がアドマイヤベガ。アドマイヤベガは、ハーツクライと同じトニービン系サンデーですから、広義でトニービン絡みの血が強いという見方も正解かもしれません。

今年の出走馬で唯一のハーツクライ一族が、母父ハーツクライの③ファイアンクランツ。

前走の札幌2歳Sに関しては、完全に勝ち馬の力量が上。これは致し方ありません。ただ、その勝ち馬はここに出走してきませんし、2着馬との差は通ったコースと器用さの分と割り切れます。

東京コース替わりはプラスに働きそうなタイプ。鞍上が二転三転してチョッと流れは悪そうですが、何とか頑張ってもらいたいものです。




福島12R
3歳上1勝クラス(芝2000m)
◎①パンジャ

先週の福島記念でも6人気フェアエールングを2着に送り込んだゴールドシップ。

2022年以降、当地で6勝を挙げ勝数トップの地位に君臨する適性◎種牡馬。荒れ馬場、道悪を問わない点も、馬場質が他場に比較して悪い福島にマッチしています。

そのゴールドシップ産駒①パンジャに◎。

函館で初勝利を挙げた際の2.00.0秒は、当日の馬場差-1.1秒という高速設定を差し引いても、未勝利戦としては優秀な時計。同じ日の1勝クラスが1.59.8秒だったことが、その数字の質を物語ります。

前走から中2週と差を詰めて使ってきた点に好感。内枠の捌きが上手い丸山騎手を配したタイミングで絶好枠も引けており、ここはクラス通用の地力を再評価すべき鞍になります。

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