【境和樹・穴馬券ネオメソッド】
AM1422kHz・ラジオ日本
【日曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が10R~12Rのメイン解説を担当します。(14時40分頃より放送予定)
中山11R 紫苑S(G2)(芝2000m)
重賞昇格後、飛躍的にレースレベルが上昇している紫苑S。
実際、かつては秋華賞の典型的消しローテだったのが、重賞に昇格して以降、3頭の勝ち馬、4頭の2着馬を送り込んでおり、レースとしての存在感をグンと増しています。
これに伴い、好走馬のパターンも
勢い重視から実績重視に変貌を遂げました。
かつての紫苑Sは、格下馬にとってのチャンスレースでした。
春のクラシックシーズンに間に合わなかった馬、夏場に力を付けた馬がこのレースで結果を出すケースが非常に多く、前走で条件戦を走っていたような馬の好走期待値が非常に高いという特徴がありました。
それが、重賞昇格によってレース自体の価値(賞金や繁殖入り後の評価など)が高まったことにより、春の既成勢力の本気度が増し、格下馬が勢いだけで勢力図を逆転させることが難しくなりました。
それを逆側から示すデータが、
前走オークス組の成績です。
OP特別時代の紫苑Sは、春の実績馬にとって鬼門でした。3人気以内に支持された前走オークス出走馬でさえ【0-0-2-8/10】。ピュアブリーゼやアイスフォーリスなど、オークスで好走した馬ですら凡走しています。
それが、2016年の重賞昇格を機に傾向激変。前走オークス組が1頭も馬券に絡まなかった年は一度しかなく、その唯一の年となった2017年も、1着ディアドラ、2着カリビアンゴールドは、ともにオークス“出走”馬でした(前走がオークスではなかったというだけ)。
先ほども指摘したとおり、重賞昇格を機に、このレースそのものの価値が高まったことで、春の実績馬の始動戦として選択されやすくなり、また、結果を出すことに対する本気度も高まったということ。夏場を休養に充てたフレッシュさも含めて、アドバンテージを得ることになりました。
そんな前走オークス馬について、取捨の大きなポイントになるのが
中山実績の有無です。昨年2着のヒップホップソウルも、中山で新馬戦を勝った実績がありました。
以上の事から、現在の紫苑Sでは、オークスに出走していた中山実績馬を狙うのがベストの選択。上記の理屈に則れば、距離適性はともかくとして、NHKマイルC路線を歩んだ馬も悪くないでしょう。昨年のモリアーナ(前走NHKマイルC6着)のようなパターンですね
今年、オークスに出走していた馬は①ミアネーロと⑩ホーエリートの2頭、それにNHKマイルCに出走していた⑪ボンドガール、このあたりが候補馬。
前走オークス組、中山ではフラワーC2着がある
⑩ホーエリートに注目。
そのフラワーC。勝ったミアネーロが好枠から距離ロスなく乗れたのに対し、こちらは中団後方待機からだいぶ外を回らされています。着順を分けたのは立ち回りの差だけで、能力&適性の差はほとんどないでしょう。
人気的にもコチラから買っておきたい一戦です。
中京8R3歳上1勝クラス(芝1200m)
◎
④ガットネロ
スプリングSを勝ったビーアストニッシドなど、中距離での活躍も目立つアメリカンペイトリオットですが、ダンチヒ系らしい持続力がウリの血統で、スピードもあって短距離にも対応可能。
2000mでデビュー後、中距離路線を歩んできた
④ガットネロが、短距離に矛先を向けた近走で中身の濃い競馬を続けています。
前走の1400m戦。差し追い込み馬が上位に殺到する中、早めに動いて一旦先頭に立って掲示板に粘った内容には額面以上の価値がありました。
今ならもうひとつ短いこの距離でさらに良さが出そうです。
血統通りの持続性能を活かして粘り込みに期待します。
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