うまスクエア

【境和樹・穴馬券ネオメソッド】

AM1422kHz・ラジオ日本【日曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が10R～12Rのメイン解説を担当します。(14時40分頃より放送予定)

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新潟7R アイビスSD(G3)(芝1000ｍ)


近5年で明確に血統傾向が変化しているアイビスSD。



かつて、アイビスSDはスピードよりも底力の要求値が高く、ノーザンダンサー系向きのレースでした。そのアオリを喰らっていたのがミスプロ系で、父ミスプロ系にとって、このレースは鬼門とさえ言われていました。



それが、近年は傾向が完全に逆転している様子。あれだけ苦戦していた父ミスプロ系が一気に隆盛を極め、他系統を圧倒的に凌駕しています。



あれほど苦戦していた父ミスプロ系が、現在5連勝中。うち4回は2頭以上が馬券圏内に入るという勢力図。

元々、アイビスSDというレースは、01～09年が非ミスプロ系、10～13年がミスプロ系、14～18年が非ミスプロ系といった具合に、何年かの単位で支配血統が入れ替わっている歴史があります。

定期的に揺れ戻しが起こっていることから、そろそろ非ミスプロ系のターンがやってきそうな予感もありますが、少なくともその兆候が見られるまでは、父ミスプロ系を重視しておく方が合理的です。

①リプレーザ
(父リオンディーズ)

⑤マウンテンムスメ
(父アドマイヤムーン)

⑧マイヨアポア
(父リオンディーズ)

⑪アビッグチア
(父リオンディーズ)

⑬チェイスザドリーム
(父ロードカナロア)

リオンディーズ産駒⑧マイヨアポアをチョイス。

この馬の母エバーローズは、初の千直戦を6馬身差で圧勝すると、その後千直を3連勝。翌年のアイビスSDも当確と言われながら、故障のため引退を余儀なくされた悲運の天才少女でした。

その仔である⑧マイヨアポアにも、母譲りの千直適性をシッカリと受け継がれています。

これまで4戦して1勝止まりながら、明確な不利、馬場や仕上がり途上など敗因があってのもの。その適性を疑う必要はありません。

母が為し得なかった千直重賞制覇へ、この機は逃せません。




新潟6R
佐渡S(芝1400m)
◎④ベガリス

日曜は雨の影響をかなり受けそうな新潟芝コース。道悪実績が必要な状況を想定すれば、浮上するのは④ベガリスです。

昨秋の当コースで1勝クラスを勝った際が不良馬場。そして、この内容が非常に優秀でした。

馬場差+1.6秒の馬場で1.22.9秒は実に優秀で、2F目に10.4秒を含む前半3F34.1秒から、一旦緩めてラストは12.8-12.0-11.8秒と急加速。一見すると差し馬向きの流れを刻みながら後続を完封したのには驚かされました。

3勝クラスに入ってから苦戦気味ですが、実績が左回りの1400mに集中している馬で、阪神、中山の2戦は参考外。適条件だった2走前には3着と走っています。馬場状態もこの馬向きになりそうなら、昨秋の再現があっても不思議ありません。


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