【境和樹・穴馬券ネオメソッド】
AM1422kHz・ラジオ日本
【日曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が10R~12Rのメイン解説を担当します。(14時40分頃より放送予定)
京都11R 京都2歳S(G3)(芝2000m)
この秋の京都芝2000mの支配血統である、
キングマンボと
ハーツクライ一族に注目したい今年の京都2歳S。
先週終了時点で、この秋開催の京都芝2000mに出走した父キングマンボ系の成績は【8-3-6-19/】勝率22.2%、連対率30.6%、複勝率47.2%。母父キングマンボ系は【1-3-1-12/17】勝率5.9%、連対率23.5%、複勝率29.4%。
比較対象として、父サンデー系は【10-6-11-78/105】勝率9.5%、連対率15.2%、複勝率25.7%。この比較からも、キングマンボ系を父か母父に持っている馬を狙う方が効率的だと言えます。
ただし、サンデー系の中でもハーツクライ一族は見逃せません。
先ほどと同じ対象期間において、父ハーツクライ一族の成績は【4-2-3-12/21】勝率19.0%、連対率28.6%、複勝率42.9%。母父に入ったケースは本体のハーツクライのみで、【1-0-0-4/5】。
思い返せば、この秋、唯一この舞台で行われた重賞である
秋華賞も、1、2着馬は父キングマンボ系で、3着はハーツクライ産駒でした。
これらの血統傾向を参考に、今年の京都2歳Sは、キングマンボ系とハーツクライ一族に注目という結論に達するわけです。
該当馬は以下の通り。
③キープカルム(父ロードカナロア)
⑥パワーホール(父スワーヴリチャード)
⑦ギャンブルルーム(母父ヴァーミリアン)
⑫ディスペランツァ(父ルーラーシップ)
⑬サトノシュトラーセ(父ジャスタウェイ)
父キングマンボ系ロードカナロアの
③キープカルムに◎。
初戦は2着も、勝ち馬ジャンタルマンタルは続くデイリー杯2歳Sで重賞制覇。しかも、こちらは4角で外に膨れるロスがありました。当時、馬場差-1.3秒と時計の出やすい設定だったことを差し引いても、新馬戦で1.47.8秒走破も極めて優秀です。
2戦目での勝利は必然の結果。そこで今回と同じ舞台を経験しているという点も強み。一発あって然るべき存在です。
京都12R3歳上2勝クラス(芝1200m)
◎
⑯ピラティス
先週はロードマイライフが2人気で勝利。改修後の京都芝1200mで【3-2-1-9/15】勝率20.0%、連対率33.3%、複勝率40.0%と好調のロードカナロア産駒。
特に、前走から距離を短縮してきた馬は3頭いて2頭が馬券圏内に入っています。先述ロードマイライフも、前走1400mからの距離短縮組でした。
ここも1400mから距離を詰めてきたロードカナロア産駒
⑯ピラティスに注目。
昇級後2戦が善戦はすれど微妙に足りない競馬。それゆえに、条件変更は起爆剤になり得ます。馬場が荒れた今なら、外枠引きも絶好です。
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