【境和樹・穴馬券ネオメソッド】
AM1422kHz・ラジオ日本
【日曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が10R~12Rのメイン解説を担当します。(14時40分頃より放送予定)
京都11R エリザベス女王杯(G1)(芝2200m)
京都競馬場に帰ってきたエリザベス女王杯。
過去の傾向から浮かび上がる特注血統は、
長距離血統。長い距離を走り切る持久力が極めて重要であることが分かります。
19年の勝ち馬ラッキーライラックは、オルフェーヴル産駒。つまり、父母父は日本有数のステイヤーとして知られるメジロマックイーン。
17~19年の3年間、全て人気薄で連対し続けたクロコスミアは、ステイゴールド産駒であることに加えて、母母父にキングジョージ勝ち馬ナシュワンを内包。このナシュワンは、種牡馬としてもスウェインやバゴとタフな欧州G1勝ち馬を輩出しています。
16年はマンハッタンカフェ産駒がワンツー。マンハッタンカフェは、現役時代に菊花賞、天皇賞・春と3000m超のG1を2勝しています。
また、スタミナの権化として知られる
ネヴァーベンド系が暗躍している点にも注目。
ネヴァーベンド系は、ミルリーフのラインを筆頭格として心肺機能と脚の持続性に優れた系統で、長距離戦で絶妙なスパイスになることが多い系統。
そのネヴァーベンド系を母系の底に内包している馬が多く勝ち切っている点に注目。普段はあまり重視しない母母母父まで含みますが、京都施行の過去10回のうち、勝ち馬5頭を含む6頭の該当馬が馬券に絡んでいます。
長距離戦向きの持久力血統を重視。中でも母系のネヴァーベンド系に注目して候補馬を抽出します。
⑧シンリョクカ(母母母父シャーリーハイツ)
⑨アートハウス(母母母母父ネヴァーベンド)
⑪ライラック(父母父メジロマックイーン)
⑧シンリョクカは、母系の底にネヴァーベンド系シャーリーハイツを内包。今年のメンバーで最も血統テーマに近い存在と言えます。
近走は結果が出ていませんが、かつては阪神JFでリバティアイランドの2着もある馬。比較的低調な組み合わせの今年なら、配当期待値を追って狙う手も成立すると判断しました。
福島11R福島記念(芝2000m)
◎
⑦ダンディズム
ここ最近、続けて馬券に絡んでいる
サドラーズウェルズ系に注目したい福島記念。
ここ2年続けて鮮やかな逃げ切り勝ちが決まっている福島記念。その2頭の逃げ馬はいずれもサドラーズウェルズ系保持馬でした。19年は母父にサドラーズウェルズ本体を保持したクレッシェンドラヴが快勝。
元々、福島記念は
ステイゴールド系も強いレース。
総じて
欧州的な重たさがパフォーマンスアップに繋がるレースだと言えます。
⑦ダンディズムは、母父がサドラーズウェルズ系シングスピールで血統テーマに該当する存在。
重賞に行くとパフォーマンスが下がる傾向にある馬ですが、今回は逃げ馬が多く展開利が見込める一戦。血統傾向に乗ってゴール前強襲のシーンを狙い撃ちます。
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