【境和樹・穴馬券ネオメソッド】
AM1422kHz・ラジオ日本
【日曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が10R~12Rのメイン解説を担当します。(14時40分頃より放送予定)
中山11R スプリンターズS(G1)(芝1200m)
典型的な
前傾失速戦がデフォルトのスプリンターズS。
一昨年こそ若干失速率が低かったものの、他の年は上記表のとおり、2.0秒近い前傾ラップが当たり前。テンのダッシュ争いが激しく、直線の急坂もあってゴール前はバテ合いになるレース。それがスプリンターズSです。
そんなスプリンターズSに強い血統が、
フォーティナイナー系と
ニジンスキー系です。
昨年、◎に推して2着と頑張ってくれたウインマーベルは、フォーティナイナー系アイルハヴアナザー産駒。その他、16、17年と連覇を果たしたレッドファルクスは、スウェプトオーヴァーボード産駒。
そのスウェプトオーヴァーボードは、18年にもラインスピリットが13人気3着と大穴を開けており、同年の勝ち馬ファインニードルも、フォーティナイナー系のアドマイヤムーン産駒でした。
テンが速い失速戦は、ダート短距離戦に似た形態。そこで、
削り合いに強い米国血統の本領が発揮されるという構図。中でもフォーティナイナー系が最も相性が良いということです。
後半のバテ合いに焦点を当てると、欧州血統も見逃せません。昨年勝ったジャンダルムは、サドラーズウェルズ系キトゥンズジョイ産駒でしたし、一昨年の勝ち馬ピクシーナイトは、サドラーズウェルズ系内包種牡馬のモーリス産駒でした。
その欧州血統の中でも、
ニジンスキー系の好相性ぶりは見逃せません。
15年はニジンスキー系サンデーのサクラプレジデント産駒サクラゴスペルと、母父ニジンスキー系のウキヨノカゼが人気薄で同時好走。この年の勝ち馬ストレイトガールも、母父はタイキシャトル(デヴィルズバッグ×カーリアン)でしたから、ニジンスキー系と全く無縁ではありませんでした。
特に近年は、先述したフォーティナイナー系と母系ニジンスキー系内包の組み合わせが頻繁に好走しています。昨年のウインマーベル、18年の勝ち馬ファインニードル、同年13人気3着ラインスピリットがこのパターンに該当します。
今年のスプリンターズSも、フォーティナイナー系とニジンスキー系に注目。
⑤ウインマーベル
⑪ジュビリーヘッド
今一度、
⑤ウインマーベルに◎。
父がフォーティナイナー系アイルハヴアナザーで、母母父にニジンスキーを内包。昨年2着で血統通りのレース適性も証明されています。
前走はスタート直後の不利もありましたが、中間一頓挫あって本調子を欠いていたことに加え、過去にも惨敗経験がある道悪。最後は無理しておらずノーカウントと割り切ります。
今年緒戦のシルクロードSは外枠と59キロ、高松宮記念も外枠と道悪と、いずれも敗因は明白。安田記念の前哨戦でありながら、本質は高松宮記念の延長戦である京王杯SC2着で改めてスプリンターとしての資質を証明。前走の敗戦一発で人気急落なら、もう一度狙っておく価値があります。
中山10R茨城新聞杯(芝2000m)
◎
⑫ウィズグレイス
個性がハッキリしている
⑫ウィズグレイス。前走は明らかにペースが不向きであり、勝手を知る鞍上に替わればもっと走れていいでしょう。
この馬は、典型的な持続力キャラで、好走したレースはいずれも平均ラップ。
レコード勝ちを果たした未勝利戦は、59.2-59.3秒。4走前の中山戦2着は60.6-60.4秒。勝った3走前は61.2-61.5秒という具合(いずれも2000mで前後半5Fの推移)。
いわゆる典型的なB級ディープで、瞬発力を求められると脆い面を見せます。それゆえに、2走前の60.0-58.7秒や、前走のレース上がり11.0-11.0-11.5秒(33.5秒)では、切れ負けして当然なのです。
それでも、近2走で0.2秒、0.3秒と大きく負けておらず、このクラスでもやれる地力は備えています。
好走実績のあるコース、乗り慣れた鞍上に替わって前進は必至です。
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