【境和樹・穴馬券ネオメソッド】
AM1422kHz・ラジオ日本
【日曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が10R~12Rのメイン解説を担当します。(14時40分頃より放送予定)
東京11R フローラS(G2)(芝2000m)
スピードと瞬発力が求められる
桜花賞路線からこぼれた馬が集まるフローラS。
元より、3歳牝馬にとってはタフな東京芝2000mという条件で行われるレース。レースで求められるテーマも桜花賞とは異なり、ここでは
スピードよりもスタミナや体力が求められます。
その結果として欧州血統の存在価値が増すわけですが、その欧州血統の中でも際立って相性が良いのが
英国で行われるキングジョージに絡んだ血統。
昨年、5人気で勝ったエリカヴィータは、母母父がプレザントコロニー。このプレザントコロニーは、1992年のキングジョージ勝ち馬セントジョヴァイトを輩出しています。また、同年3着シンシアウィッシュは母父に2001年のキングジョージ勝ち馬ガリレオを保持していました。
その他、17年12人気1着モズカッチャン、同年10人気2着ヤマカツグレースや18年5人気3着ノームコアを送り込んだのは、2010年のキングジョージ勝ち馬ハービンジャー。そして、そのハービンジャーの父が、19年2着のシャドウディーヴァの母父であるダンシリです。
さらにいえば、その19年に9人気で3着に入ったジョディーは、母父に2013年のキングジョージ勝ち馬ノヴェリストの父にあたるモンズンを持っていました。
このように、
キングジョージ勝ち馬、または種牡馬としてキングジョージ勝ち馬を出した種牡馬を父か母父に保持、父母父か母母父に内包した馬に注目すべきなのが、このフローラSというレースなのです。
今年のメンバーで該当するのは以下の通りです。
⑤アウフヘーベン(母母父サドラーズウェルズ)
⑥キミノナハマリア(父ハービンジャー)
⑬コイニョウボウ(母母父ダンシングブレーヴ)
⑤アウフヘーベンは、母母父にサドラーズウェルズを内包。ご存知、サドラーズウェルズといえば欧州競馬に欠かすことのできない大種牡馬であり、ガリレオ、モンジューなど5頭のキングジョージ勝ち馬を輩出しています。
あすなろ賞は展開が向かず3着に敗れましたが、走破時計2.00.9秒は当日の馬場状態を考えれば結構優秀。母系に裏打ちされた秘めるスタミナ性能を発揮すれば、大駆けの可能性は十分あります。
京都12R4歳上2勝クラス(ダ1200m)
◎
④グラストンベリー
平坦替わりで
④グラストンベリーを見直したい一戦。
この馬については、3走前の新潟ダ1200m戦勝ちを評価していて、1.11.1秒は当時の時計が掛かる馬場を考えればかなり優秀でした(私の計算では馬場差+0.8秒)。積極策で好時計をマークしたことで新境地開拓といったレース。昇級しても十分通用すると見ていました。
その後、イマイチ冴えない競馬が続いていますが、ともに持ち味のスピードを活かすことができていない印象。
今回は3走前の新潟と同じ平坦コース替わり。これで変わる可能性があると見ています。
改修前の成績とはいえ、ロードカナロア産駒は【6-9-5-28/49】勝率12.5%、連対率31.3%、単回率186%、複回率130%と、このコースを得意にしている種牡馬(19~20年が対象期間)。
その血統背景も相まって逆襲を期待しています。
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