【境和樹・穴馬券ネオメソッド】
AM1422kHz・ラジオ日本
【日曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が10R~12Rのメイン解説を担当します。(14時40分頃より放送予定)
中山11R 皐月賞(G1)(芝2000m)
スタートしてから2度の急坂を越えるタフなコースレイアウトに加え、開催最終盤ということもあり馬場も荒れている状況。
極めて高いスタミナ能力が求められるのが本来の皐月賞。
そして、最近の血統傾向を見る限り、そんなスタミナ勝負の皐月賞が最近は復活していると考えられます。
最近の皐月賞で目立っているのが欧州血統、中でも高いスタミナと底力が担保された
凱旋門賞血統です。
すなわち、現役時代に凱旋門賞を勝っている、または、種牡馬として凱旋門賞勝ち馬を輩出している馬を、父か母父に保持、または父母父か母母父に内包している馬。
昨年は、2着イクイノックス、3着ドウデュースがともに1988年の凱旋門賞勝ち馬トニービンを内包していました。また、イクイノックスの母父キングヘイローは、1986年の凱旋門賞勝ち馬ダンシングブレーヴの直系にあたります。
一昨年は、2着タイトルホルダーの母父がモティヴェイター。この馬は、2013年、2014年と凱旋門賞を連覇したトレヴを輩出しています。そして、同年6人気3着ステラヴェローチェは、父が2004年の凱旋門賞馬バゴ。
他にも、20年3人気2着サリオスの母父ロミタスは、種牡馬としてデインドリームを輩出。同年8人気3着ガロアクリークの母母父ナシュワンは、先述バゴの父にあたります。
このように、近年の皐月賞は凱旋門賞血統の価値が非常に高まっています。
今春の中山開催が度重なる雨の影響で摩耗が激しいこと、さらに、今週末も天気が崩れる可能性があることから、今年の皐月賞もスタミナ欲求が強まることが想定され、そこで
凱旋門賞血統の存在価値が増すことになりそうです。
①ソールオリエンス(母父モティヴェイター)
⑤フリームファクシ(父母父トニービン)
⑥ウインオーディン(母母父カーリアン)
⑦ファントムシーフ(母母父デインヒル)
⑫ダノンタッチダウン(母父ダンシリ)
①ソールオリエンスは、母父が凱旋門賞馬トレヴを輩出したモティヴェイター。一昨年2着タイトルホルダーの母父でもあります。さらに、母母父クエストフォーフェイムも、凱旋門賞馬レインボークエストの直系にあたる馬。この母系の重厚さが、皐月賞への高い適性を示しています。
京成杯を見ても粗さが目立つ現状で、本当に良くなるのはまだ先の話かもしれませんが、少なくとも血統的には、今年のメンバーで最も好走イメージに近いのはこの馬です。
阪神11RアンタレスS(ダ1800m)
◎
⑨ヴァンヤール
昨年も、13人気3着馬を含み該当馬が上位を独占! 毎年お馴染み、アンタレスSは
実走距離より長めの距離における実績が重要なレース。
『近3走以内に1900m以上で3着以内』
このテーマに該当する馬が毎年馬券に絡みます。
今年もシステマティックにこのフィルターを潜り抜けた馬の中から買う馬を選びたいところです。
①カフジオクタゴン(2走前佐賀2000で3着)
⑦ケイアイパープル(前走名古屋2000で2着)
⑨ヴァンヤール(3走前名古屋2100で2着)
⑨ヴァンヤールは、3走前に名古屋競馬場の2100mを使って争われた名古屋グランプリで2着。これでテーマに該当します。
前走2着もかなり良いメンバーが揃った中でのクビ差、後続に3馬身なら上出来。昨秋のみやこSでも6着とはいえ0.3秒差と大きく負けておらず、重賞のここでも大駆けを期待できる下地は整っています。
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