うまスクエア

【境和樹・穴馬券ネオメソッド】

AM1422kHz・ラジオ日本【日曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が10R～12Rのメイン解説を担当します。(14時40分頃より放送予定)

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中山11R ダービー卿CT(G3)(芝1600ｍ)


前傾戦からの持続力勝負がデフォルトのダービー卿CT。

ここで台頭するのが、ノーザンダンサー系屈指の持続力型、ダンチヒ系です。



昨年は該当馬が好走できませんでしたが、それ以前の成績を見れば、その重要性が極めて高いことがお分かりいただけると思います。

過去5年で3度、該当馬がワンツーを決めており、19年には内包馬も含めて1～3着を独占しています。

また、前傾ラップの消耗戦になることで、ゴール前で苦しくなったところを踏ん張る底力も重要。そこで台頭するのがトニービンの血です。



昨年、11人気で勝ったタイムトゥヘヴンは、母父がトニービン系サンデーのアドマイヤベガ。一昨年2着のカテドラルは父がやはりトニービン系サンデーのハーツクライで、このハーツクライは16年5人気1着マジックタイムなど、のべ7頭が出走して3頭が馬券になっています。

トニービンの持ち味は、苦しくなったところを踏ん張る底力。それが発揮される長距離戦と小回りコースでの強さが印象的ですが、このダービー卿CTも前傾ラップの失速戦になりやすいことから、トニービンの持ち味が発揮されるという構図です。

ダンチヒとトニービンの血に注目したいダービー卿CT。

①ソロフレーズ
(父母父チーフズクラウン)

③レッドモンレーヴ
(母母父トニービン)

⑤スカーフェイス
(父ハーツクライ)

⑨マテンロウオリオン
(母母父トニービン)

⑫ミッキーブリランテ
(母父ダンシリ)

⑬タイムトゥヘヴン
(母父アドマイヤベガ)

⑫ミッキーブリランテは、母父ダンシリがダンチヒ系で血統テーマをクリアする存在。

希代のムラ馬で走るタイミングが掴みづらい馬ではありますが、昨秋、同コースで行われた京成杯AHで12人気2着と激走。ニューイヤーS勝ち、東風S2着などOP特別も含めてコース適性の高さを密かに示しています。

前走のダート使いは参考外。複穴としてマークしておく価値はありそうです。



中山12R
4歳上1勝クラス(ダ1200m)
◎⑦スノーホルンロード

先週はダノンフレアが4人気で勝利。今年に入って【3-5-2-19/29】勝率10.3％、連対率27.6％と上々の成績を収めている中山ダ1200mのロードカナロア産駒。

ここも、そのロードカナロア産駒を狙いたい鞍。⑦スノーホルンロードです。

門別で5連勝して再転入。その持ち時計は1.12.9秒。今回人気に推されるであろう⑯サクラファシナンテも同じ門別経由ですが、この馬の門別における最速時計が1.13.1秒。馬場差はあれど、レベルが下がっている今の1勝クラスなら足りていい下地はあると考えられます。

前走を振り返れば、勝負処でカラ馬が邪魔になり外を回らされるロスがありながら力強く前を捕らえて完勝。一度走ってしまえば人気は必至でしょうから、出戻り緒戦のここが馬券機だと見ています。




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