【境和樹・穴馬券ネオメソッド】
AM1422kHz・ラジオ日本
【日曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が10R~12Rのメイン解説を担当します。(14時40分頃より放送予定)
中山11R 中山金杯(G3)(芝2000m)
2023年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、中山金杯です。毎年恒例、
鈍足性がテーマになる一戦。まず最初に考えるべきテーマは、
「いかに速い上がりを使うことなく好走しているか」
という点です。
このレースの好走馬を見てみると、
「近2走以内にメンバー2位以下の上がりで3着以内」という実績を満たす馬が多く好走しています。
すなわち、
速い上がりで他馬を圧倒するようなタイプはパフォーマンスを下げやすく、上がりが掛かって良さが出るタイプに向いたレースだということです。
血統面でいえば、主力であるサンデー系の好走傾向に鈍足性が表れています。
高速上がり耐性の高い
ディープ産駒が極度の不振で、逆に
スタミナ型、鈍足系のサンデー系が頻繁に好走しているのです。
過去、1頭も連対馬を出していない中山金杯のディープ産駒。3着が父、母父でそれぞれ1頭づついますが、これはいずれも1番人気を背負っていた14年のディサイファと22年のヒートオンビートです。人気に応えられなかったという意味で、パフォーマンスを下げていると解釈できます。
不振のディープインパクトに対し、好調なのがハーツクライやステイゴールドに代表されるスタミナ型サンデー。長距離適性の高いマンハッタンカフェやダンスインザダークの名も見られます。
上がりが掛かってスタミナが求められるのが中山金杯の特徴。先述した「近2走以内にメンバー2位以下の上がりで3着以内に入っている」という実績と、スタミナ型サンデー系保持馬という2つのテーマで候補馬を絞り込みます。
①マテンロウレオ(父ハーツクライ)
⑤フェーングロッテン(父ブラックタイド)
⑦アラタ(母父ハーツクライ)
⑫ウインキートス(父ゴールドシップ)
⑤フェーングロッテンは、2走前に新潟記念で3着。その際に使った上がりはメンバー8位にあたるものでした。
菊花賞や天皇賞・春を制したキタサンブラックを輩出したブラックタイド産駒という点で、血統テーマを満たします。
前走の菊花賞は距離が長すぎたと見て参考外。新潟記念が明らかに切れ負けの内容で、小回りのラジオNIKKEI賞勝ちの内容も合わせれば、上がりの掛かる中山でのパフォーマンスアップが期待できます。
その実績に比して、56キロの斤量も恵まれた印象。年明け一発目を託せる存在です。
中京11R京都金杯(芝1600m)
◎
④アルサトワ
ここ2年、中京競馬場で行われている京都金杯。その結果から注目すべき血統を探ってみると、浮かび上がるのは
キングマンボ系保持馬です。
昨年は1~3着馬がいずれも父か母父にキングマンボ系を保持。しかも、7人気1着ザダル、11人気2着のダイワキャグニーを含んでの結果。
一昨年も、12人気1着ケイデンスコールがロードカナロア産駒。この年は、該当馬が3頭しかいない中での激走でした。
今年も該当馬が多いキングマンボ系ではありますが、昨年も同様の状況で人気薄を含む1~3着独占。同型当保持馬を徹底マークし、中でも人気の盲点になっている存在を拾い上げる作戦を敷きます。
④アルサトワ(父ルーラーシップ)
⑤エアロロノア(父キングカメハメハ)
⑥タイムトゥヘヴン(父ロードカナロア)
⑦イルーシヴパンサー(母父キングカメハメハ)
⑨ダイワキャグニー(父キングカメハメハ)
⑩マテンロウオリオン(母父キングカメハメハ)
⑬オニャンコポン(父エイシンフラッシュ)
⑭カイザーミノル(父ロードカナロア)
⑮シャーレイポピー(母父キングカメハメハ)
ルーラーシップ産駒
④アルサトワを抜擢。
斤量差があったとはいえ、4走前の大阪城Sでカレンシュトラウス、レッドガランといった実力馬を完封。勝ち時計1.44.8秒も優秀で、G3レベルなら通用する下地は十分に備えています。
2走前には当地で勝ち鞍を挙げており、前走は厳しいペースで逃げ先行馬が総崩れになった展開不向きの一戦でした。ハナにこだわるタイプではなく、乗り慣れた幸騎手への手戻りで反発必至と見ています。
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