うまスクエア

【境和樹・穴馬券ネオメソッド】

AM1422kHz・ラジオ日本【日曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が10R～12Rのメイン解説を担当します。(14時40分頃より放送予定)

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【日曜】小倉11Ｒ　ＣＢＣ賞（ＧⅢ）(芝1200ｍ)

今年は小倉競馬場で行われるＣＢＣ賞。開催時期の違いこそあれ、基本的には同じ夏開催、Ａコースを使って行われる北九州記念をベースに考えていいと思います。

北九州記念といえば、サクラバクシンオーの血が利くレース。



古くは09年８人気１着サンダルフォンにはじまり、北九州記念の歴史を彩ってきたサクラバクシンオー一族。
10年には３人気スカイノダンと６人気サンダルフォンの２頭が２、３着で同時好走。
それ以降も、15年、16年は２年連続でワンツーを決め、17、18年は後継機のショウナンカンプ産駒が人気薄で連続好走と、一族の勢いはとどまるところを知りません。
野芝適性と下り坂寄りの平坦なコースレイアウトから来る単調さが、サクラバクシンオーの持つ能力を引き出すという構図です。

もうひとつ、夏開催の小倉芝1200で注目すべき血統についても言及しておきます。



昨夏は出走回数３回で２回連対。19年夏は出走回数９回で７回馬券圏と、抜群の安定感を見せているのがフランケル産駒。
この数字を４頭の別馬でマークしているところから、本質的な血統適性の高さが浮き彫りになります。

札幌芝1200でも好成績を収めているフランケル。平坦コースの短距離戦に意外な適性を持っている血統で、ここ小倉でも見逃せない存在と言っていいでしょう。

同時期、同コースで行われる北九州記念の重要血統であるサクラバクシンオー絡みの血統、そして本質的なコース適性の高いフランケル産駒に注目。

③ファストフォース
（母父サクラバクシンオー）

⑤クーファウェヌス
（父フランケル）

⑪ピクシーナイト
（母母父サクラバクシンオー）

フランケル産駒⑤クーファウェヌスが穴候補。

まだ３勝クラス在籍の格下馬ですが、小倉芝1200では、血統通り、【1-1-2-2】と安定感抜群のコース巧者。３歳の２頭は強力ですが、その他とは斤量差も加味すれば大きな差はないメンバー構成。51キロの軽量なら一発の魅力十分と判断します。

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小倉12Ｒ
３歳上１勝クラス（芝1200ｍ）
◎⑦サトノソレイユ

夏の小倉芝1200の特注血統といえば、フランケルの名前が挙がります。

19年以降の総合成績は【2-4-4-9/19】勝率10.5％、連対率31.6％、複勝率52.6％。

さらに、これを夏開催に限定すると【2-3-4-3/12】勝率16.7％、連対率41.7％、複勝率75.0％と信頼度が増します。複勝回収率は136％ありますから、複穴として重宝する存在と言えます。

そのフランケル産駒⑦サトノソレイユ。

近走はダートを使われていましたが、今回は血統的適条件で芝替わり。中間の坂路でも好時計を出していますから休み明けでも仕上がりは十分と見ます。大駆けのタイミングが訪れました。

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