境和樹の穴馬券ネオメソッド

【境和樹・穴馬券ネオメソッド】


AM1422kHz・ラジオ日本【日曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が10R~12Rのメイン解説を担当します。(14時40分頃より放送予定)


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阪神11R 宝塚記念(GⅠ)(芝2200m)

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非根幹距離らしい上がりの掛かる持続戦。しかも、時期的に雨の影響を切り離して考えることができない宝塚記念。
先週の阪神も、雨の影響を受けて土曜日の馬場差が+1.5秒、天候回復の日曜日も+0.4秒と、前開催とは打って変わって時計が掛かる馬場でスタート。
前開催が京都競馬場改修工事の影響を受けたロングラン開催を前提にしていたのに対し、今開催は僅か2週の短期決戦。しかも、次は10月まで開催がないという状況を考えれば、極端な高速化は想定しづらい。今年の宝塚記念も、例年同様、鈍重タイプが走りやすいスタミナ持続戦が想定されます。

宝塚記念は主流ズレが大事なキーワード。

クラシック戦線や東京GⅠ(上がりが速く、スピード性能が求められる)とは違ったベクトルの適性が求められることになります。

それを示すデータが、日本のトップランカーであるディープインパクト産駒の成績。

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過去、このレースに出走したディープ産駒の成績は【1-2-4-23/30】勝率3.3%、連対率10.0%、複勝率23.3%。
まずこの全体成績自体が、GⅠにおけるディープ産駒としてはかなり物足りない数字。

また、そのディープ産駒について、4人気以内の馬が【0-0-2-6/8】であるのに対し、5人気以下の馬が【1-2-2-17/22】勝率4.5%、連対率13.6%。
人気に推された(それくらいの実績のある)ディープ産駒の成績が冴えず、来るのは人気がない(ディープ産駒にしては実績が足りない)方ばかり。

さらに、過去に馬券圏内に入った7頭のディープ産駒のうち、6頭が牝馬と牡牝の差も明白。

ちなみに、古いサンプルになりますが、サンデーサイレンス産駒も(京都施行の06年を除き)【2-5-6-31/44】勝率4.5%、連対率15.9%、複勝率29.5%と、王様血統としてはやや物足りない成績。
05年にいたっては、出走馬15頭中9頭と過半数を超える該当馬を送り込みながら、エンドスウィープ産駒のスイープトウショウの後塵を拝する結果となりました。

日本のGⅠにおける支配血統であるディープインパクト、さらにはその親玉として日本競馬に君臨してきたサンデーサイレンスが、これだけ偏った戦績に終わっているという事実が、宝塚記念というレースの特徴、すなわち非・主流性をよく表しています。

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もうひとつ。これも毎年言及していることですが、宝塚記念は「悲願のGⅠ制覇」が非常に多いレースとしても知られています。

直近では18年の勝ち馬ミッキーロケットが、7度目のGⅠ挑戦にして初めてこのレースでタイトルを奪取しました。
17年サトノクラウン、07年アドマイヤムーンあたりは、先に海外でGⅠ勝ちの偉業を達成していましたが、国内では複数回挑戦していずれも結果を出せていない馬でした。
一昨年の勝ち馬リスグラシューも、前年のエリザベス女王杯でGⅠタイトルを獲ってはいましたが、それ以前に遡れば、2着が4度もあるGⅠ惜敗キャラ。

これまでどうしてもGⅠに手が届かなかった馬が、このレースだけ突発的にパフォーマンスを上げてタイトルを奪取できる。
これも、宝塚記念というレースが他のGⅠとは異なった適性を要求するからに他なりません。

テーマは主流ズレ、能力はあれど適性の差でどうしても通常のGⅠではタイトルに手が届かないタイプこそ狙い目。今年、最も宝塚記念らしい馬といえば、⑩カレンブーケドールでしょう。

これまで、GⅠに6度トライし、2着3回を含みオール掲示板。相手や馬場状態を問わず堅実に走りながら、あと一歩、タイトル奪取に手が届かない善戦キャラ。こういう馬が、パフォーマンスを跳ね上げるのが宝塚記念というレースなのです。

過去に何度も激走例があるディープ産駒の牝馬。もう少し人気が落ちるようなメンバーになってくれれば尚良しでしたが、クロノジェネシスとレイパパレの2頭が抜けた人気になるであろう状況なら、十分狙う価値があると判断しました。



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札幌10R
ライラック賞(芝1200m)
③バルバレスコ

雨の影響が残った先週日曜日にしても、馬場差は-0.9秒。開幕週から時計の速い決着が続く高速設定の札幌芝コース。

土曜日の競馬を見る限り、今週もこの傾向に変化はなく、引き続き高速耐性を重視すべく。そこで狙いは③バルバレスコ

3走前の小倉戦2着を評価。当時の小倉芝は馬場差-1.5秒の高速設定。それを差し引いても1.58.5秒は1勝クラスとしては破格の時計で、この馬の高速適性を示すものでした。その個性を考えれば、極悪馬場だった前走の新潟戦のシンガリ負けは、完全に度外視が可能。

札幌コースは昨夏に2、1着と経験済み。その背景にあるのが、19年以降【3-2-3-7/15】勝率20.0%、連対率33.3%、複勝率53.3%と抜群の適性を証明している父ロードカナロアの血。

良馬場の時計勝負で巻き返しは必至でしょう。


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『人気沸騰』『話題騒然』今、最も注目されている新進気鋭の実力派予想家【境和樹】の穴の単複1点勝負。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」

境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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