【境和樹・穴馬券ネオメソッド】
9月13日(日)より、AM1422kHz・ラジオ日本
【日曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が10R~12Rのメイン解説を担当します。(14時40分頃より放送予定)
中京11R ローズS(GⅡ)(芝2000m)
今年は中京芝2000を舞台に行われるローズS。基本的には同コース重賞の傾向をベースに考えることになります。
まず、最近の中京芝2000重賞の特徴である
欧州血統にフォーカス。
血統傾向がコロコロ変わる中京芝2000重賞ですが、最近は欧州血統が存在感を発揮している印象。
直近の当コース重賞である金鯱賞を勝ったサートゥルナーリアは、母母父にサドラーズウェルズを内包。昨暮に行われた中日新聞杯を勝ったサトノガーネットの母父ヴィクトリーノートは、フランス2000ギニー勝ち馬。同レース2着馬ラストドラフトの父ノヴェリストは、キングジョージ勝ち馬です。
その他、トニービンやハービンジャーといったお馴染みの血統も含め、欧州GⅠ血統の名前が目立ちます。
もうひとつ、中京芝2000重賞で欠かせない血統が
ディープインパクト。
18年の金鯱賞で8人気2着サトノノブレス、2人気3着サトノダイヤモンドの2頭が同時好走して以降、該当馬の出走があった
5レース連続で馬券圏内に入っているディープインパクト産駒(19年愛知杯は該当馬の出走ナシ)。
直近の金鯱賞では8人気2着サトノソルタス、昨暮の中日新聞杯では8人気1着サトノガーネットと、人気薄の激走例もありマークは怠れません。
中京芝2000重賞におけるディープ産駒の特徴を挙げると、上記のような点が挙げられます。
総合的な成績が良いことは間違いないので敢えて絞り込む必要はないかもしれませんが、
大型馬の方が勝ち切りやすい、前走凡走組の期待値が高い、短縮ローテが断然狙い目といったイメージは持っておいていいでしょう。
①リアアメリア(好走パターンのディープ)
⑥セウラサーリ(母父エリシオ)
⑦ウーマンズハート(母父シャマーダル)
⑨クラヴァシュドール(母父ジャイアンツコーズウェイ)
⑭シャレード(母父アザムール)
⑮デゼル(好走パターンのディープ)
①リアアメリアは、休養明けの成長を加味すれば480キロを超える体重で出走してくるであろう、前走4着以下からの巻き返しを狙う距離短縮ローテ。中京芝2000重賞で狙えるディープ産駒のパターンに合致します。
春の時点では、正直人気先行タイプと見ていましたが、GⅠ戦線を戦い抜き、一戦ごとに着差を詰めてオークスでは勝ち馬から0.3秒差の4着と、経験が着実に実になっています。主役の一角としてラスト一冠へ向かうためにも、ここは結果を問う一戦と位置付けます。
中京10R納屋橋S(芝1600m)
◎
⑧ソシアルクラブ
中京芝1600の複穴血統といえば、キングカメハメハ。
19年以降、同コースにおける父キングカメハメハの成績は【2-5-4-9/20】。
勝率は10.0%と平凡ながら、連対率35.0%に複勝率はなんと55.0%! 複回率は117%と、馬券的にも要注目。
先週も、5人気2着クレデンザ、1人気3着ヴェルナーと出走した該当馬2頭がいずれも馬券に。そして、本日行われた野路菊Sでも、5頭立て4人気のホウオウアマゾンが勝利しています
⑧ソシアルクラブがキングカメハメハ産駒。
3勝クラス昇級後、ワンパンチ不足の成績が続いていますが、今回は複穴期待値の高いコースに出走。クラスの壁に当たっていると評価が下がるようなら逆に狙い目になります。先行力が活きる今の中京で、ギリギリまで粘り込むシーンも描けます。
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