【穴馬券ネオメソッド】
AM1422kHz・ラジオ日本
【日曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が予想を公開!(13時頃より放送予定)
東京11R 日本ダービー(GⅠ)(芝2400m)
今年も
日本ダービーがやってきました。
無観客での実施は何とも残念な限りですが、競馬の祭典とも呼ばれるビッグイベント。大いに楽しみたいものです。皆様も良い日本ダービーを!
その日本ダービー、今年は改めて
オークスとの同時性に着目したいと思います。
オークスと日本ダービーは、同時期、同舞台で行われる同世代のレース。
牡牝の差とコース設定の違いはあれど、そこで求められる血統適性が似通ってくることは偶然ではありません。
過去に何度も指摘している通り、どこで同時性が起こるか見分けるのが難しいという面はあるものの、予想の際に、
オークスの好走血統を意識するという作戦は、やはり意味があると思うわけです。
昨年のオークスは、12人気2着カレンブーケドールを含み、ディープインパクト×ストームキャット系のワンツー決着。
すると、翌週の日本ダービーでは、同じディープインパクト×ストームキャットのダノンキングリーが3人気2着と連対しました。なお、昨年の日本ダービー出走馬で、ストームキャット系の血を保持していた馬は、このダノンキングリー1頭だけでした。
一昨年は、オークスでキングマンボ系保持馬のアーモンドアイとリリーノーブルがワンツーを決め、父オルフェーヴル×母父フォーティナイナー系という配合のラッキーライラックが3着。
翌週の日本ダービーでは、母父キングカメハメハのワグネリアンが5人気で勝利し、父キングカメハメハのコズミックフォースが16人気の低評価を覆し3着。4人気2着だったエポカドーロは、オークス3着のラッキーライラックと同じ、父オルフェーヴル×母父フォーティナイナー系という配合の馬でした。
2017年は、オークスに出走していた唯一のキングカメハメハ保持馬モズカッチャンが6人気2着すると、翌週の日本ダービーでは、そのキングカメハメハ産駒のレイデオロが勝利。
日本ダービー2着スワーヴリチャード、オークス3着のアドマイヤミヤビは、ともにハーツクライ産駒でした。
もう少し古い例に遡っても、
父ハーツクライ×母母父ダンチヒ系のヌーヴォレコルトがオークスを制した翌週、同じくハーツクライ×母母父ダンチヒのワンアンドオンリーが日本ダービーを制した2014年(ちなみに、日本ダービーで12人気3着と穴を開けたマイネルフロストも母母父ダンチヒ系)。
オークス、日本ダービーともに「ディープインパクト産駒2頭+ステイゴールド産駒1頭」という組み合わせで決着した2012年。
序盤でも述べた通り、どこで同時性が起こるか事前に判別する方法が見いだせない点はネックでも、オークスと日本ダービーとの間で血統的同時性が起こりやすいことは、上記例でもお分かりいただけるでしょう。
そのバックグラウンドには、
同時期、同コース、同世代で行われるレースという条件が存在します。この同時性は決して偶然とは言い切れないわけです。
そこで先週行われたオークスを振り返ります。
血統的見地から非常に顕著だったのは、エピファネイア産駒の1人気デアリングタクトと、スクリーンヒーロー産駒の7人気ウインマリリンという
父ロベルト系の馬がワンツーを決めたという点。ここに、今年の日本ダービーを紐解く重要なヒントが眠っていると考えます。
⑩コルテジア(父シンボリクリスエス)
⑱ウインカーネリアン(父スクリーンヒーロー)
2頭のロベルト系保持馬を今年の穴馬候補に指名。そして、私の本命は
⑩コルテジア。
前走の皐月賞は、外優勢の馬場設定の中、内枠から内を立ち回りそのままイン差しを強いられる格好。それだけが敗因ではないにしろ、情状酌量の余地はありました。
日本ダービーにおいて重要な要素のひとつである、ワンターンコースの重賞実績も、きさらぎ賞勝ちでクリア。今年の大穴候補にピッタリの存在だと考えました。
東京12R目黒記念(芝2500m)
◎
⑮バラックパリンカ
目黒記念は、
グレイソヴリン系が強いレース。
昨年、該当馬が揃って凡走を喫したものの、その昨年の結果だけでは見限れない実績を誇るグレイソヴリン系保持・内包馬。
トニービンを大将格として、現代日本の長距離重賞では欠かすことのできない重要系統。スタミナの要求値が極めて高い2500という条件で行われる目黒記念でも、高いレース適性を証明しています。
今年もグレイソヴリン系保持・内包馬に注目。
①タイセイトレイル(父ハーツクライ)
②ノーブルマーズ(父ジャングルポケット)
⑨サトノクロニクル(父ハーツクライ)
⑫ゴールドギア(母母父トニービン)
⑬ウラヌスチャーム(父ルーラーシップ)
⑮バラックパリンカ(母父ジャングルポケット)
⑮バラックパリンカは、母父ジャングルポケットで血統テーマをクリアする存在。
この馬に関しては、父ノヴェリストにも注目。
【今開催の東京芝と父ノヴェリスト】
成績 4-3-2-7/16
勝率 25.0%
連対率 43.8%
複勝率 56.3%
今開催の東京芝で好走馬連発のノヴェリスト産駒という点も大きな魅力というわけです。
昨年の5人気2着アイスバブル、一昨年の9人気1着ウインテンダネスなど、前走条件戦組が活躍するのも、特殊条件である2500重賞の特徴。その意味でも狙う価値大の存在です。
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