【穴馬券ネオメソッド】
AM1422kHz・ラジオ日本
【日曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が予想を公開!(13時頃より放送予定)
新潟11R 新潟2歳S(GⅢ)(芝1600m)
新潟2歳Sは、直線スピードと短距離要素が鍵を握るレース。
昨年も、メンバー最速の上がりを駆使したケイデンスコールが勝利。ちなみに、2着アンブロークンはメンバー2位の上がりを使った馬で、3着スティルネスはメンバー3位の上がりを使った馬でした。要するに、速い上がりを使った順番に入線したということ。これが、新潟2歳Sというレースの本質です。
いかに他馬より速く上がるか、その直線スピードの重要性がとにかく高い。まずはこのテーマを最重視しなければなりません。
もうひとつ、メンバー最速を使った馬のほとんどが後方で脚を溜め、直線で溜めていた脚を爆発させるパターンであるということも忘れてはなりません。過去、4角二桁位置から上がり最速を使った馬は【8-4-0-2/14】。
昨年の該当馬ケイデンスコールは4角8番手から上がり最速を使っていたため、この数字には含まれていませんが、昨年は11頭立て。やはり後方待機からの差し切り勝ちと、これまでの傾向通りの勝ちパターンでした。
ではどんな馬がこのレースで上がり最速の脚を使うかですが、このレースで上がり最速(または3位以内)の脚を使う馬は、これまでの少ないキャリアでその片鱗を見せています。
すなわち、前走でメンバー2位以内の上がりを使っているような馬がほとんど。このレースで突発的に速い上がりで差してくることはないと考えておいていいでしょう。
その一方、血統的には
「短距離要素」の重要性が高いレースでもあります。
昨年の勝ち馬ケイデンスコールの父ロードカナロアは、現役時代にスプリントGⅠを席巻した馬でした。また、一昨年5人気2着コーディエライトは、きょうだいにローガンサファイア、サフィロスなどがいる短距離母系出身馬。その他、芝、ダートを問わず1200がベストという血統が散見されるのが、新潟2歳Sの血統的な特徴。
長い直線のマイル戦。ましてや直線スピードが重要となると、どうしても意識が中距離にシフトしてしまうところ、実際、このレースでは1200勝ち上がり組が好成績を収めています。昨年3着スティルネスをはじめ、マイル戦の出走経験すらなかったスプリント型が人気落ちの間隙を突いて穴を開けるのが、新潟2歳Sの裏テーマでもあります。
先述の血統テーマも合わせて、このレースにおける“短距離要素”の重要性がお分かりいただけると思います。
ちなみに、このレースが道悪(稍重以下)で行われたケースは4回あるのですが、その4回ではいずれも1200実績馬が好走しています。
18年8人気3着スティルネス、15年8人気3着マコトルーメン、08年15人気3着ツクバホクトオー、そして05年3人気3着コスモミール。
この原稿を書いている時点では、当日の馬場状態はハッキリしませんが、仮に稍重以下で行われるようなら、このテーマの重要性はアップすると考えておきたいところです。
直線スピードと短距離要素の融合がテーマの新潟2歳S。今年の候補馬は……
①エレナアヴァンティ(父アドマイヤムーン)
③グランチェイサー(母キャッスルブラウン)
⑥ウーマンズハート(母レディオブパーシャ)
⑨タイムマシン(父ロードカナロア)
⑩グライユル(芝1200勝ち)
⑨タイムマシンは、父に昨年の勝ち馬ケイデンスコールと同じ短距離王者ロードカナロアを持って血統テーマをクリアする存在。前走も後方からメンバー最速の上がりを使って差し切り勝ち。馬キャラ的にもこのレース向きです。
動画で解説 ~新潟2歳S(GⅢ)~
【午後の穴馬ターゲット】
小倉10R別府特別(芝1200m)
◎
③ミカエルシチー
ディープ産駒とフランケルの活躍が目立つ今季の小倉芝1200。その傾向に沿って4番シグナライズや14番トウカイレーヌあたりを狙うのも悪くないのですが、他に注目しておきたい血統馬が出走してきたこのレース。別視点から攻めてみようと思います。
【小倉芝1200のエンパイアメーカー産駒】
190728 ブライティアレディ 9人気3着
190727 ストラトスフィア 4人気1着
190224 ブライティアレディ 4人気3着
190223 マルモレイナ 7人気1着
180901 ブライティアレディ 8人気2着
これは、小倉芝1200に出走したエンパイアメーカー産駒の、直近5戦の成績です。ブライティアレディの名前が複数回見られるものの、他の馬も人気薄で激走しており、本質的な血統適性が見て取れます。
何より、上記表が示す通り、今年に入ってエンパイアメーカー産駒は小倉芝1200で一度も馬券圏内を外していないのです。この夏開催でも開催前半に2頭出走して2頭とも馬券圏に入っています。
密かに活躍を続ける小倉芝1200のエンパイアメーカー産駒。このレースには3番
ミカエルシチーが出走。
行き切れないと脆いタイプで、今回もハナを切れるかどうかに尽きるわけですが、ハナを切れれば2走前小差4着が示す通り、決してこのクラスで足りない馬ではありません。
母テンシノキセキといえば、小倉芝1200で2戦2勝(当時、芝1200で施行されていた小倉日経を連覇)のコース巧者。姉のカレンナホホエミも、新馬、フェニックス賞と小倉で連勝を果たしています。その母系からも小倉替わりは大歓迎。ここは大駆けチャンスと見て狙っておこうと思います。
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