穴馬券ネオメソッド(予想公開編)
ディープの取捨ポイントとダート型Nダンサー
AM1422kHz・ラジオ日本
【日曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が予想を公開!(13時頃より放送予定)
阪神11R チューリップ賞(GⅡ)(芝1600m)
チューリップ賞は、まず、ディープ産駒の取り扱い方を考えるレース。
ひとことでいえば、ディープインパクト産駒にしては平凡な成績。
阪神JFが【3-1-2-11/17】勝率17.6%、複勝率35.3%、単回率112%。桜花賞が【4-4-1-19/28】勝率14.3%、複勝率32.1%、単回率99%であることと比較すると、その差が良く分かると思います。
本番志向の強い血統ですから、トライアル(叩き台)であるここはどうしても勝負度合いが低下しやすいということも一因かもしれません(チューリップ賞で4着以下だったディープ産駒は、桜花賞で【1-2-1-2/6】)。
ちなみに、阪神JF以来となるディープ産駒の成績は【1-0-2-1/4】。勝ったのはハープスター(阪神JF2着)。人気を裏切って負けたのがジョワドヴィーヴル(阪神JF1着)で、阪神JF7着凡走から巻き返したのはアユサンという具合。
もっとも、このディープ産駒も、もう少し掘り下げると買い材料のある群を見出せます。
これまで、チューリップ賞で馬券になったディープ産駒は、全て母父がノーザンダンサー系。
ディープ×ノーザンダンサー系という配合レベルで見れば、成績は決して悪いものではなく、複勝率、複勝回収率は上出来のレベル。つまり、チューリップ賞におけるディープ産駒は、母父“非”ノーザンダンサー系によって成績が押し下げられていると考えることもできます。
今年は、阪神JF上位のディープ産駒が2頭出走、どちらも母父は
“非”ノーザンダンサー系。
さすがに2頭ともレベルが二枚は違う馬なので、軽視することは不可能ですが、馬券的に狙うなら、別のディープ産駒の方に大きな価値を感じるところです。
続いて、このレースに強い系統の話。
チューリップ賞は、ヴァイスリージェント系、ストームキャット系の
「ダート型Nダンサー系」が好相性。
ノーザンダンサー系の中でもダート的なパワーを持っているヴァイスリージェントとストームキャットの系統が続々と好走馬を送り込んでいるこのレース。
特に、前哨戦に強いフレンチデピュティ~クロフネのラインはコンスタントに穴馬にも絡んでおり、本質的なレース適性を証明しています。
というわけで、馬券的にはディープ×ノーザンダンサー系の配合馬、または、ダート型Nダンサー系保持馬が狙い目。候補馬は……
②マルモネオフォース(母父クロフネ)
④ハニーウィル(父ヘニーヒューズ)
⑦ノーブルスコア(ディープ×ダンチヒ系)
⑧ブリッツアウェイ(ディープ×ストームキャット系)
未勝利脱出に手間取ったものの、常に質の高いレースを続けてきた
②マルモネオフォースが穴馬候補。母マルモセーラはファンタジーS勝ち馬。前哨戦向きの母系でもあり、ここは一発大駆けの可能性を秘めています。
動画で解説 ~チューリップ賞(GⅡ)~
【土曜の注目穴馬】
中山11RオーシャンS(芝1200m)
◎
⑦カイザーメランジェ
基本的には馬力の要求値が高く、米国血統が強いオーシャンS。
今年、おそらく1番人気になるであろう⑭モズスーパーフレアは、父スパイツタウンでこのテーマに該当。逃げ馬だけに同型との兼ね合いが鍵になりそうですが、かなり速い馬で、道中も自在にラップを出し入れできるタイプ。普通は上位必至と思える存在です。
ただ、オーシャンSは基本的に逃げ馬が不利なレース。あのハクサンムーンでさえ、3年連続ハナを叩いて、結局、一度も押し切りは叶いませんでした。人気を背負ってマークされる立場になることも含めて、絶対的な中心馬とは言えないでしょう。
血統的に狙ってみたい存在は⑦カイザーメランジェ。
この馬は、近親にオーシャンSを2度制したサクラゴスペルがいる血統。この馬自身、前走が準OPとはいえ力違いの完勝で高いコース適性を証明済み。血が騒ぐ重賞挑戦と言えるでしょう。
待望の新刊 書店・アマゾンにて絶賛発売中!
『単複進化論!』の購入はコチラ
うまスクエアメンバー登録
STEP:1メールアドレス入力
メールアドレスの入力
うまスクエアからのメルマガを受け取りたいメールアドレスを入力して下さい。
※携帯のメールアドレスでも、ご利用頂くことが出来ます。
入力されたメールアドレス宛てに【仮登録メール】をお送り致します。
【仮登録メール】に記載されたURLをクリックして頂くと、うまスクエアへのメンバー登録が完了します。