境和樹の穴馬券ネオメソッド

【穴馬券ネオメソッド】

欧州的な底力が重要なレース

AM1422kHz・ラジオ日本【日曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が予想を公開!(13時頃より放送予定)


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京都11R 京都記念(GⅡ)(芝2200m)

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非根幹距離の重賞らしく、瞬発力よりも持続力が必要なレースで、スタミナの要求値が高い京都記念。

血統的には、欧州血統のような底力に長けた血を持った馬が優勢。

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昨年も、父キングカメハメハ、母父シンボリクリスエス、母母父シーキングザゴールドと、全体的に欧州性の要素が薄かったレイデオロが1人気を背負って3着。一方、勝った4人気クリンチャーは、母父に長距離重賞の御用達血統であるブライアンズタイム。スタミナ要素という点でレイデオロに勝る存在でした。

それ以前の結果を見ても、お馴染み、ダンシングブレーヴ、サドラーズウェルズにトニービンといった、欧州血統の中でも主力を形成する凱旋門賞血統が走りやすいことが、過去の結果からハッキリ分かります。
14年に3着したアンコイルドは、ストームキャット系ジャイアンツコーズウェイ産駒でしたが、母系の底にリヴァーマン。スタミナのあるネヴァーベンド系で、自身が現役時代にフランスでGⅠ勝ち、種牡馬としても凱旋門賞馬を2頭出している欧州性の強い血統を持っていました。

このレース自体、道悪で行われることが多く、余計に欧州的な重厚さを求められることが多いということも、側面のひとつとして考えておいていいでしょう。

というわけで、今年も欧州スタミナ血統を重視。候補馬は……

②ノーブルマーズ
(父父トニービン)

⑧ダンビュライト
(母母父リヴァーマン)

⑨カフジプリンス
(父母父トニービン)

⑪タイムフライヤー
(父母父トニービン)

⑧ダンビュライトは、気性面に課題があって無事にレースを迎えられるかの心配はありますが、典型的な持続力キャラで非根幹距離こそ活躍の場。前走は異質なスローペース、あの流れは最悪で力を出せなかったのも仕方ありません。

母母父に先述リヴァーマンの血を持ち、父母父にはトニービン。このレース向きのスタミナ色豊かな血統背景を持っており、巻き返しのチャンスは十分あると見ています。

動画で解説 ~京都記念(GⅡ)~



【日曜の注目穴馬】
東京9R
初音ステークス(芝1800m)
⑪ミリッサ

いまや日本の競馬でも欠かすことのできない系統となっているサドラーズウェルズ系。その中でも、特に馬券的な価値が高いのがシングスピール。

母父に入ったシングスピールは、極めて穴期待値の高い存在。過去2年の芝競走における「母父シングスピール」、その単勝回収率は121%。この数字は、300回以上の出走がある母父の中でダントツのトップにあたります。

東京芝1800でも、母父シングスピールはコンスタントに穴馬を激走させます。17年には14人気コパノマリーンが1着。昨年はプレミオテーラーが6人気1着、ステイオンザトップが7人気2着など、過去2年で【3-1-0-4/8】。アベレージも回収率も文句ナシの結果を残しています。

昨年のこのレースを制した⑪ミリッサも母父シングスピール。

近走成績が一息ということで人気の盲点になっているようですが、前走は揉まれる展開と荒れた馬場が堪えたとのこと。まだ極端な荒れが見られない東京替わり、外目の枠は歓迎材料と見ていいでしょう。
武豊騎手も2度目の騎乗なら工夫が見られるはず。この人気なら、昨年の再現を狙ってみたくなります。


【穴馬券ネオメソッド】
東京11R
共同通信杯(芝1800m)
④アドマイヤマーズ

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近年、この共同通信杯と極めて相性が良いサドラーズウェルズ系。

昨年は該当馬2頭がともに凡走も、メダグリアドーロ、キトゥンズジョイとともに米国的なサドラーズウェルズでした。

勝ち馬が母父エリシオ(凱旋門賞勝ち)だったことも合わせて考えれば、総じて、欧州性の強さが問われるがゆえのサドラーズウェルズ。上記2頭はともにその本質的な傾向からズレていたと~自戒を込めて~判断すべきです。

ちなみ、昨年の勝ち馬オウケンムーンの母父エリシオは、サドラーズウェルズの全弟であるフェアリーキングの系統。“広義のサドラーズウェルズ”であったことも見逃せません。

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また、共同通信杯といえば高速上がり耐性が重要であることもポイント。しかも、溜めるだけ溜めて脚を使う直線スピードよりも、前付けからひと脚使える適性が問われます。
過去の好走馬を見てみてると、先行~好位から速い上がりを使って好走した経験を持っている馬が多いことに気付きます。

というわけで、諸々の要素を考慮すると……

該当馬が④アドマイヤマーズしかいない今年の共同通信杯。母母父にサドラーズウェルズ系シングスピールを持ち、前走は3-3の通過順で33.9秒の上がりを駆使しています。

馬券というよりは、先々に向けて見るレースになるだろうという結論。来年以降、妙味のあるサドラーズウェルズ系保持・内包馬が登場することを祈りたいと思います。


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『人気沸騰』『話題騒然』今、最も注目されている新進気鋭の実力派予想家【境和樹】の穴の単複1点勝負。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」

境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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