境和樹の穴馬券ネオメソッド

穴馬券ネオメソッド(予想公開編)

スピード&持続力血統

AM1422kHz・ラジオ日本【日曜競馬実況中継】にて『穴馬券ネオメソッド』の血統スナイパー・境和樹が予想を公開!(13時頃より放送予定)


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【日曜】京都11R きさらぎ賞(GⅢ)(芝1800m)

sakai

きさらぎ賞は、母系に貧弱気味なスピード血統を持った馬を狙いたいレース。

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昨年も、1、2着馬はともに短距離色の強いフォーティナイナー系。それ以前を見ても、ミスプロ系やダンチヒ系を中心に、スピードの持続力に長けた短距離血統が続々と好走馬を送り込んでいます。表には挙げませんでしたが、16年の勝ち馬サトノダイヤモンドの母父オーペンも、現役時代にフランスで1200mのGⅠを制した実績がありました。

イメージ的には、少し貧弱に見える一本調子なスピードタイプが狙い目になると考えていいでしょう。

そもそも、きさらぎ賞は、毎年、「近2走以内に33秒台の上がりを使っている」という要件を満たす馬が好走するレース。

昨年も2着グローリーヴェイズがこれに該当していましたが、17年1人気2着サトノアーサー(前走32.7秒)、16年1人気1着サトノダイヤモンド(前走33.9秒)、16年4人気2着レプランシュ(前走33.1秒)なども該当パターン。

まだそう多くないこの時点のキャリアにおいて33秒台の上がりを使っているということは、スローの上がり比べ、軽い高速馬場など、底力やスタミナがあまり必要のない舞台で好走してきているということ。
ハイペースから上がりの掛かる過酷な競馬や、上がりが出にくい重たい芝で好走した経験はあまり必要ない。すなわち、きさらぎ賞自体が“軽さ”がテーマになりやすいんですね。

このことから、血統的には、スピードに秀でた、言い方を変えれば一本調子とも言えるスピード&持続力血統の重要性が高まるという構図が生まれます。

というわけで、母系にスピード&持続力血統を持っている馬に注目。

④ダノンチェイサー
(母父ロックオブジブラルタル)

⑦アガラス
(母父ブラックホーク)

今年はこの2頭が候補馬になります。

本命は④ダノンチェイサー

母父にスピード型のダンチヒ系ロックオブジブラルタルを持ち血統テーマをクリアする存在。自身、前走でスローの上がり比べから33.5秒の脚を使って勝っています。

動画で解説 ~きさらぎ賞(GⅢ)~



【土曜の注目穴馬】
京都8R
4歳上500万下(ダ1400m)
③マッスルマサムネ

年明けから、京都ダ1400は

クロフネVSヘニーヒューズ

の対立構造が明確。

【19年京都ダ1400の注目血統】
☆父クロフネ
成績 2-3-2-8/15
勝率 13.3%
連対率 33.3%
複勝率 46.7%
単回率 47%
複回率 78%

☆父ヘニーヒューズ
成績 1-1-4-5/11
勝率 9.1%
連対率 18.2%
複勝率 54.5%
単回率 188%
複回率 146%

勝率、連対率ベースで見ると父クロフネが優勢。先週のこの条件では、土日で5頭の該当馬が出走し、うち4頭が馬券になるという離れ業をやってのけ、直近性という点でも文句ナシ。連系の馬券を買う際の軸馬には最適といった感じです。

一方、高い複勝率と配当期待値でリードしているのが父ヘニーヒューズ。先述の通り、単複回収率はともに100%超え。先週はただ1頭の該当馬だったロックスピリットが4人気3着と馬券になりました。単複買いにとってはこちらの方が買いやすい。

と、大枠で色々と書いてきましたが、その対決の舞台となっている京都ダ1400で行われる明日の8Rには、クロフネ産駒が不在でヘニーヒューズ産駒が1頭だけ出走。

当然、狙いはヘニーヒューズ産駒の③マッスルマサムネ

スタートが下手なので全幅の信頼は置きづらいタイプですが、久々に短距離を使った前走が目を引く伸び脚。後ろから来た馬には交わされていませんし、内容的にはメドの立つものだったと見ています。
血統適性に自信が持てるコース替わりも大歓迎。手頃な人気なら出遅れのリスクに目を瞑って狙いたくなります。

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境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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